マライア・キャリーの遅刻・早退に米ファン激怒、CDを割る人も。

2008/04/22 17:20 Written by コジマ

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2005年リリースのアルバム『MIMI』が世界で1000万枚を売り上げ、一時の低迷から見事復活したマライア・キャリー。4月16日には10枚目のアルバム『E=MC2〜MIMI第2章』発売され、先行シングルの「タッチ・マイ・ボディ」が米ビルボードシングルチャート「Hot 100」(4月2日付)で1位を獲得した。「タッチ・マイ・ボディ」は通算18曲目の同チャート1位で、これはエルヴィス・プレスリーを抜いて歴代2位(1位はビートルズ)。11年間毎年1位(世界記録)など数々の記録を持つ彼女が、また1つ歴史を塗り替えたのだ。

そんなマライア・キャリーは現在、『E=MC2〜MIMI第2章』のプロモーションに大忙し。日本でも5月27日にファンとの会合イベント「Mariah Careyに会える!」を開催する予定だが、4月17日に米ロサンゼルスのユニバーサル・シティ・ウォークで開かれたサイン&握手会に2時間遅刻したうえに途中で帰宅し、詰め掛けた1000人以上のファンが激怒するという一幕があった。米芸能情報メディア「World Entertainment News Network」によると、中には怒りのあまりサインをしてもらう予定だった購入したばかりのCDを割る人もいたのだとか。

このサイン&握手会は、ユニバーサル・シティ・ウォーク内にあるレコード店で『E=MC2〜MIMI第2章』を購入した先着1000人にリストバンドが渡され、マライア・キャリーがサインと握手をしてくれるというイベントだった。ところが、本人はいつまで経っても現れずじまい。それでも熱心なファンは、開始予定時間前から計8時間も行列を作って待ちわびていた。その甲斐あって、予定の2時間後に本人が登場してサイン&握手会が無事始まったものの、100人以上を残した時点で突然終了をアナウンスし、帰宅してしまったのだ。

会場は、長時間待たされた揚げ句、サインも握手もしてもらえなかったファンからのブーイングで騒然となった。さらに怒りが収まらないファンは、帰宅後インターネットで「2時間遅刻したうえに、1000人の熱心なファンと触れ合うことすら拒んだ」などの不満を書きなぐったという。

さらに米芸能情報サイト「PEREZHILTON.COM」は、「午前1時に起きて詰め掛けたにもかかわらず、マライアはさっさと帰ってしまった。これがプロの行動だろうか。このイベントはアルバムが売れただけで、私たちは8時間を費やして何も残らなかった」という、ファンからの怒りのメールを紹介している。ここでも購入したCDを割るエピソードが記されているのだ。

日本で開催される「Mariah Careyに会える!」は、アルバムに封入されているシートによって応募し、100組200人が招待されるとのことで、8時間も行列を作る必要はなさそう。ただ、ユニバーサルミュージック・ジャパンの公式サイトには「アーティストの都合により、日程、時間、場所は変更になる場合がございます。中止になる場合もございますのでご了承ください」という気になる記述が掲載されている。

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