運転中キレた相手に銃を向けたドライバー、誤って自分を射撃。

2008/04/21 12:17 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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信号待ちで、青信号になったのに前方の車がなかなか発進しない……。思わず眉間にシワ状態で、イラっときてしまいます。よーそー見ーすーるーなぁー、こらぁ〜っ(怒)!!

しかしこういった場合に、嫌味をこめてクラクションを長めに鳴らしてしまう、なんて行為はまだマシな方なんでしょう。米国では近年、車の運転中に他のドライバーに対して怒りを抑えきれなくなり、犯罪にまでつながってしまう、いわゆる「ロードレイジ」が増加の一途。年間16万件も報告されているそうです。

先日アリゾナでも、あわやもう少しで殺人事件になっていたかと思うような怖い事件が。なんでも運転中の男性が、他のドライバーにキレて、拳銃を振りかざしたというのですから……。

しかしこの程度なら車社会、そして「銃社会」の米国ではさほどのニュース性はありません。でも、今回の出来事が報道されるほどになったのは、アメリカ人が大好きな「ブラック」かつ、「おバカ」なオチが付いていたから(笑)。なんとこの男性相手を撃つつもりが、どこをどう間違ったのか、自分を撃っちゃったんですねぇ。

もちろん大怪我したこの男性は、もう運転どころじゃありませんから直後にハンドルを切り損ねて、土手に突っ込んでしまったとか。しかし、騒ぎを聞きつけた警察が到着すると、さすがに

「銃を振り回していたなんて事実がバレると、絶対に逮捕されてしまう」

と思ったらしく、流血のまま逃亡を図ったのです。……もちろんそんな状態で逃げ切れるハズもなく、御用になったそうですが。

まったく、無駄な努力を(笑)。とりあえず自業自得なので、反省して下さい。

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