2008年CM女王ランキングで仲間由紀恵が後退、トップに立ったのは?

2008/04/16 21:42 Written by コジマ

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企業にとって、テレビCMはまさに生命線というべきもの。最近では、倖田來未がラジオでの不適切な発言によりCMを降板したことが話題になったけれど、こうしたスキャンダルにCMを出稿している企業が敏感になるのは致し方ないことかもしれない。そんなCMでここ数年、女王として君臨しているのが仲間由紀恵。“スキャンダル無縁”といわれるクリーンなイメージは企業に愛され、現在もKDDIやロッテなど多数のCMに出演しているのだ。

2月28日に発表されたビデオリサーチの「タレント別テレビCM露出量(関東地区)」では、出稿秒数19万6535秒、出稿本数1万2460本で3年連続1位を獲得。ちなみに、2〜5位は男性(草なぎ剛、妻夫木聡、玉木宏)で、6位の蒼井優は同14万6565秒、8338本だったことから、いかに仲間由紀恵の人気が圧倒的であるかが分かるのだ。

ところが、4月15日発売の写真誌「フラッシュ」(光文社)が行った2008年版CM女王ランキングで、仲間由紀恵が女王の座から陥落したことが明らかになった。同誌の調査は、業界関係者が1月1日〜3月30日に各芸能人の出演料×出演本数で計算したもの。ビデオリサーチが出演CMの出稿秒数と出稿本数でランク付けしているのとは違い、「業界関係者」の推測が入っている点が特徴なのだ。

この調査で、仲間由紀恵を抜いてCM女王の座を射止めたのは上戸彩。出演料の総額(3億6000万円)では仲間由紀恵と並んでいるものの、ソフトバンクモバイル「ホワイト家族24」をはじめ、楽天の田中将大投手との共演が話題の大塚製薬「オロナミンC」など起用社数は8社で、同6社の仲間由紀恵を上回った。契約期間が長いことでも知られ、企業からの信頼も厚いのだとか。

先述のビデオリサーチの調査でも、名古屋地区では上戸彩が1位になっており、仲間由紀恵は4位。同地区では前年も小雪が1位(今回は3位)で、各メディアから仲間由紀恵の苦戦が指摘されていたのだ。また、同社が行った最新の「テレビタレントイメージ」調査でも、女性タレント部門で上戸彩が4位、仲間由紀恵が5位という結果が出ている(1位はDREAMS COME TRUE)。

一方、起用社数4社ながら出演料の高さで総額3億2000万円と予想された藤原紀香が3位となり、起用社数で仲間由紀恵を上回った蛯原友里が4位(3億1500万円、7社)。以下、菅野美穂(3億円、6社)、相武紗季(2億4500万円、7社)、ベッキー(2億1000万円、6社)と続いており、8位は安田成美、蒼井優、長澤まさみが並んでいる(いずれも2億円、5社)。かつてのCM女王である藤原紀香や、一時は引退説まで流れた安田成美がランクインしている点は興味深い。

このランキングについて内外タイムスは、4位の蛯原友里に対して「30近いのにあのかわいい系キャラだけでは苦しい」という広告代理店関係者の声を掲載し、「そろそろイメチェンの必要性ありとみられている」と指摘。また、8位の長澤まさみに対しても「映画の主演は多いが、当たっていない。こうなると、もう危ない。現時点では新垣結衣に追い越されているのが現実」という関係者の見解を紹介している。


◎2008年版CM女王ランキング
1位 上戸彩 3億6000万 8社
2位 仲間由紀恵 3億6000万円 6社
3位 藤原紀香 3億2000万円 4社
4位 蛯原友里 3億1500万円 7社
5位 菅野美穂 3億円 6社
6位 相武紗季 2億4500万円 7社
7位 ベッキー 2億1000万円 6社
8位 安田成美 2億円 5社
8位 蒼井優 2億円 5社
8位 長澤まさみ 2億円 5社

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