「ドラえもん」を鴻上尚史が舞台化、気になるキャスティングは?

2008/04/16 19:00 Written by コ○助

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40年近い歴史の中で、これまで幾度か実写化の企画が存在していたと言われている「ドラえもん」なりが、目に見える形で実現したことは一度もなし。でも、それをファンが望むかどうかは別にして、「もし実写化されたら、誰がキャストをやるのか」というクエスチョンは、多くのファンの関心事ではあるなりよね。ドラえもんの風体を人間で再現するのは無理にしても、のび太をはじめとするおなじみの面々を誰が演じたらピタッとハマるのか。遠い昔から熱い議論が交わされてきたことではあるなりよ。

「ドラえもん」のストーリーを実写化……といった大がかりな企画ではないなりが、昨年3月に放送されたテレビ朝日系のバラエティ番組「疑問・難問・ドラえもん! 教えてグルメ謎解きSP」では、実はほんの一部だけ「実写版ドラえもんか!?」とファンをどよめかせた企画が放送されたなり。この番組はのび太の部屋を忠実に再現したスタジオで、のび太が進行役となり、ゲストの「食」に関する疑問にドラえもんが答えていくというもの。ドラえもんは3Dの立体CGで再現されていたなりが、のび太役にはえなりかずきが起用され、「えなりはアリかも」「似てるのは髪型だけでは…」など、ネットでは物議を醸したなりね。

日本人なら誰もが思い入れのある「ドラえもん」だけに、きっと誰が演じてもファンを納得させるのは至難の業。でも、実写化とは少し違うなりが、舞台という形で果敢に「ドラえもんを役者が演じる」というハードルに挑む企画が正式に発表されたなりよ。映画版の第11作目として1990年に公開された「ドラえもん のび太とアニマル惑星」を舞台化することになったなりね(2008年9月4日から14日、東京芸術劇場中ホールで上演予定)。

気になるのはやはりそのキャスティング。ドラえもん役はテレビアニメの声を担当している水田わさびが「声の出演」と発表されているので、恐らくは着ぐるみのような形になりそうなりが、ほかの主要キャラクターはそれぞれ役者が発表されているなりよ。

◎舞台版「ドラえもん のび太とアニマル惑星」キャスト
のび太……坂本真
しずかちゃん……すほうれいこ
ジャイアン……脇知弘
スネ夫……小林顕作

のび太役には「ライアーゲーム」や「のだめカンタービレ」(いずれもフジテレビ系)など、近年テレビドラマの脇役として活躍している坂本真、しずかちゃん役には元グラビアアイドルのすほうれいこ、ジャイアン役には「ごくせん」(日本テレビ系)のクマこと熊井輝夫役で知られる脇知弘、スネ夫役には劇団宇宙レコードを主宰する小林顕作が起用されるなり。

脚本や演出は、「大のドラえもん好き」としても知られる鴻上尚史が担当。日本を代表する舞台演出家の鴻上尚史だけに、演出面にはそれほど不安を覚える必要はなさそうなりが、やはりキャスティングがハマるかどうかが、作品の評価を分けそうなりね。

果たしてファンの反応は如何に。

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