東映太秦映画村に「激萌えキャラ」、「京都始まったな」の声も。

2008/04/11 18:36 Written by コ○助

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京都の「太秦映画村」といえば、時代劇に登場する街並みを再現した定番の観光名所。長屋や宿場町、新選組の屯所、め組の家、芝居小屋中村座などのオープンセットが立ち並ぶ、渋めのテーマパークなりよね。例えば現在パーク内で行われているイベントを見てみても、時代劇の「名斬られ役」として知られる福本清三による「本格時代劇ショー」、ドラマ出演者たちがトークショーなどを行う「水戸黄門まつり」、宍戸大全アクション軍団による「アクション時代劇忍者ショー」、体験型イベントの「チャンバラ教室 柳生十兵衛」など、かなり渋いラインアップとなっているなりよ。

そんな「太秦映画村」が昨年から取り組んでいるのが「太秦戦国祭り」なる大型イベント。「戦国時代」を題材にしたさまざまなコンテンツを集め、多彩な視点から「戦国時代」を体感してもらおうという産学協同のイベントなりが、昨今の「戦国時代ブーム」を反映してゲームやテレビ(アニメ)関連の出展も多いなりね。昨年の「太秦戦国祭り」には「戦国BASARA」シリーズのカプコン、「戦国無双」シリーズのコーエー、「天誅」シリーズのアクワイアが出展。会場には登場キャラクターのコスプレをした人も現れるなど、「太秦映画村」は普段とはちょっと違う空気に包まれていたなり。

この「太秦戦国祭り」、今年は10月18日(土)と19日(日)に行われるなりが、公式キャラクターとして採用されている、あまりにぶっ飛んだキャラクター「うじゅ」をライブドアのトレビアンニュースなどが報じたのをきっかけに、ネットが騒然としているなりよ。

「うじゅ」はツインテールでミニスカート姿の少女で、変なステッキと妙な生き物を引き連れている、カテゴリで言うといわゆる「萌えキャラ」。「鞍馬山の鴉天狗」という設定のため、黒い羽根が生えているなり。しかも「兄様の『かちん太』を探して山を降りた」という「妹系」の設定も。

「太秦映画村」と「うじゅ」のギャップだけでも驚いてしまうなりが、ネットを震撼とさせたのは「うじゅ」が歌う公式テーマソング「うじゅたま☆うじゅりんぱ」。その歌詞は「♪うじゅっぱうりゅりゅ〜 うじゅっぱうりゅりゅ〜 うじゅっぱうりゅりゅ〜 うじゅりんぱ〜」「♪人間どもの悩みは小さい小さい小さいの〜」「♪うじゅりたまえ〜 あ うじゅりんぱ〜」と、かなりキテるなりよ。ニコニコ動画などでは、「京都はじまったなwww」「公式はやめろwww」と、賛否両論ながら大盛り上がりなり。

旧態依然といった印象の強い「太秦映画村」の大胆な決断は吉と出るか凶と出るか。とりあえずネットで盛り上がり始めているだけでも、成功なのかもしれないなりね。「太秦戦国祭り」の行われる10月まで約半年。「うじゅ」がどこまで大きな存在になっていくのか、注目しておきたいところなり。

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