サッカー界で最もリッチな選手&監督発表、1位は年収49億円。

2008/04/10 23:29 Written by コジマ

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年俸だけでなく、スポンサー契約などの副収入も多いスポーツ選手。その中でもサッカーのトップ選手は高収入なことで知られており、昨年米スポーツ専門誌スポーツ・イラストレーテッドが発表した「スポーツ選手長者番付」の国際部門で、バルセロナ(スペイン)のMFロナウジーニョ選手が2位、ロサンゼルス・ギャラクシー(米国)のMFデビッド・ベッカム選手が5位、バルセロナのFWティエリ・アンリ選手が9位、チェルシー(イングランド)のMFミヒャエル・バラック選手が10位となるなど、同部門ベスト10中最も多くランクされた競技だったのだ。

そんなサッカー選手の中で、いま最も高収入なのはどの選手なのか。フランスのサッカー専門誌フランス・フットボールが発表した今年のリストによると、過去2年間、ロナウジーニョ選手にトップの座を明け渡していたベッカム選手が1位に返り咲いた。ベッカム選手は年俸が420万ユーロ(約6億6000万円)、報奨金が180万ユーロ(約2億8000万円)だったものの、スポンサー契約料などが2500万ユーロ(約39億8600万円)と突出。計3100万ユーロ(約48億9000万円)で、2位のロナウジーニョ選手(2410万ユーロ)に11億円近い差をつけたのだ。ちなみに、欧州以外でプレーする選手がランクインするのは初のことなのだとか。

また、3位がFWメッシ選手(2300万ユーロ)、5位がFWアンリ選手(1680万ユーロ)とバルセロナの選手がトップ5中3人を占め、4位はマンチェスター・ユナイテッドのMFクリスティアーノ・ロナウド選手(1950万ユーロ)。C・ロナウド選手に対して、スペインのレアル・マドリードが1億2500万ユーロ(約201億円)の移籍金で獲得に動いていると報じられている。これは、01年に同クラブがMFジネディーヌ・ジダン選手を獲得した7500万ユーロ(当時約81億円)を大幅に上回る史上最高額なのだそう。

以下、チェルシーの主将・DFジョン・テリー選手(1380万ユーロ)とバラック選手(1370万ユーロ)が6、7位となっており、8、9位はミラン(イタリア)のFWロナウド選手(1340万ユーロ)とMFカカ選手(1290万ユーロ)。10位はリバプール(イングランド)の主将、スティーブン・ジェラード選手(1180万ユーロ)だった。

ポルトガルの「futebo finance」が発表した欧州サッカー選手最新年俸ランキングに照らし合わせると、カカ選手がトップの900万ユーロ(約14億3000万円)。ロナウジーニョ選手は852万ユーロで2位、テリー選手が804万ユーロで3位、アンリ選手が780万ユーロで5位、C・ロナウド選手が768万ユーロで6位、バラック選手が744万ユーロで7位、ジェラード選手が678万ユーロで9位となっており、ベッカム選手の年俸を当てはめると60位以下なのだ。

一方、監督部門では前チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏が“無職”ながら2900万ユーロ(約46億円)で1位を獲得。そのモウリーニョ氏が断ったイングランド代表の指揮を執っているファビオ・カペッロ監督が1420万ユーロ(約22億4000万円)で2位、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が740万ユーロ(約11億6000万円)で3位となった。

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