その体型や笑いに対する取り組み方が、ドリフターズの面々の中では異彩を放っていた高木ブー。かつて大槻ケンヂ率いる筋肉少女帯が歌った「元祖高木ブー伝説」の歌詞にもあるように、「8時だョ！全員集合」（TBS系）の頃には「何もできない」というイメージが強かったなりが、ウクレレやクレー射撃、イラストなどの特技を持つ、本当は「多才の人」なりよ。「8時だョ！全員集合」終了後、ピンで活動する機会が増えてからはそのキャラクターを活かし、バラエティ番組や情報番組のコメンテーターとしてほのぼのとした空気を醸すのに一役買っているなりよね。

そんな高木ブーが4月9日に「おもいっきりイイ！！テレビ」に出演した際に、居眠りをしていたとネットで話題を呼んでいるなり。13時過ぎのニュースコーナーに差し掛かったあたり、カメラが高木ブーのほうに向いたところ、うつむいて目を閉じている高木ブーの姿がバッチリ映し出されてしまったなりよ。

高木ブーにとって居眠りは「得意技」とも言われており、そのキャラクター付けのエッセンスの一つになっているなりが、Wikipediaによると、居眠りをしてしまうのは「ピックウィック症候群（肥満による重度の睡眠時無呼吸症候群）」という病気が原因なのだとか。高木ブーにも居眠りをしてしまう、止むにやまれぬ事情があったなりね。

本来なら生放送中に居眠りなど、タレントとしては重過失と言われてしまいそうなりが、そこはファンに愛されている高木ブー。ネットでは「寝かせておやりよ」「ブーは寝るのが仕事」「高木ブーさんを許してあげて下さい」「寝るからブーなんじゃん」と、暖かいコメントのオンパレードなり。同番組の司会を務めるみのもんたも「立ちながら居眠り」の常習犯だと話題になることが多いなりが、みのもんたに対する反応とは相当な温度差があるなりね。

ちなみに、4月9日の同番組の特集は「居眠りにも良い居眠りと悪い居眠りがある！」だったことを付け加えておくなり。なんたる偶然……。