カシオ計算機の新デジカメに称賛の嵐、あまりの高性能に驚きの声。

2008/04/07 11:39 Written by コ○助

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昨年夏、カシオ計算機がドイツ・ベルリンで開催されたコンシューマーエレクトロニクスの展示会「IFA2007」に出品し、初めてその姿を現したデジカメ「EXILIM PRO EX-F1」。以前、Narinari.comでもご紹介したことがあるなりが、最大60枚/秒の高速連写や最大7枚/秒のフラッシュ連写という、「世界最速の連写機能」をウリとする「EXILIM PRO EX-F1」は試作機の段階から注目を浴び、世界中から「革命的な製品」として大絶賛されてきたなりよ。

高速連写ができると何がスゴイのか。今いちピンと来ない人もいるかもしれないので簡単に説明すると。例えば羽ばたく鳥や水しぶき、動き回る猫、投げたボールなどをごくごく一般的なデジカメで撮影をすると、被写体の動く速さがシャッター速度よりも速いため、ブレてしまったりしてその動きを正確に撮ることができないなりよ。でも、高速連写ができる「EXILIM PRO EX-F1」なら、一枚一枚の写真がまるでピタッと止まる静止物のように、鮮明に写し出すことができるなりね。また、人間の目よりも遙かに速いスピードで被写体を捉えられるため、「EXILIM PRO EX-F1」は、「肉眼では見えない世界」の写真を撮れるデジカメとも言われているなり。

そんな「EXILIM PRO EX-F1」がいよいよ3月28日に発売され、実機を手にしたユーザーが徐々に増え始めているなりが、実際に手にとってみるとやはり前評判通りの高性能のよう。最大60枚/秒の高速連写はもちろんなりが、高速連写機能を活かして実現した「1秒間に最大1200コマ」という驚異の動画撮影能力が特に注目されており、今まで業務用の映像機材でしか撮影できなかった超スロー映像を誰でも撮影できると称賛の嵐が巻き起こっているなりね。

超スロー映像がどれぐらいスゴイのか、これはもう百聞は一見にしかず。ニコニコ動画にテスト撮影をした動画がいくつも上がっているなりが、それらはテレビや映画でよく見る超スロー映像と、素人目には違いが分からないほどなりよ。




舞い散る花びら、鳥の羽ばたき、回転するバイクのホイール、メラメラと燃える火、サッカー選手の筋肉の動き、ヘリコプターのプロペラまで、美しい超スロー映像が楽しめるなりね。

価格は実売11〜12万円と、一般的なデジカメよりも高いものの、プロ用(業務用)のデジカメに比べれば格段に安く、何よりも「超」が付くほどの高性能。こうした「肉眼では見えない世界」の写真や動画が撮りたいという、明確な目的があるのならマストバイな製品と言えそうなり。

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