キユーピーからの新提案、「ごはんにドレッシング」は定着するか。

2008/03/25 01:39 Written by コ○助

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2月15日、キユーピーから斬新なコンセプトの新商品「ごはんにドレッシング」が発売されたのをご存知なりか? サラダにかけるあのドレッシングを改良し、白いご飯にかけて食べるという、これまであまり商品としては存在していなかった、新しい食べ方の提案なりよ。現在、「和風 わさび風味」と「香味たまねぎ」の2種類が店頭に並んでいるなりね。

キユーピーの提案はこうなり。近年、レストランや惣菜売場で、コブサラダやシーザーサラダのように、野菜に肉や魚介類、クルトンなど、いろいろな具材を加えた「主菜」となるサラダメニューが増えており、この「主菜」にご飯を合わせた「サラダごはん」を家庭でも楽しんでみてはどうか、と。また、多忙な生活を送る主婦が増えていることから、手軽に作れ、かつ栄養バランスの良い「野菜たっぷりのワンプレートメニュー」として、「ごはんにドレッシング」を活用してみてはどうか、と。

なるほど、言われてみればひき肉とレタス、トマト、チーズなどを一緒に合わせてご飯にのせた「タコライス」や、道場六三郎や松平健が得意とする「カルパッチョ丼」の類など、ドレッシング(もしくはタレ)とご飯が合わさることで、見事に新しい世界を切り開いているなりよね。そういう意味ではキユーピーの「ごはんにドレッシング」も、奇をてらった商品ではなく、世に存在している食べ方をうまく家庭に落とし込んできた商品といったイメージが正しいのかもしれないなり。

「和風 わさび風味」と「香味たまねぎ」の2種類はそれぞれ合わせると美味しい食材が異なっており、前者は葉物野菜、魚介、海草、豆腐、アボカドなどがピッタリ。ご飯に野菜と刺身をのせて「和風 わさび風味」をかければ、「お刺身サラダごはん」が完成、また、後者は葉物野菜、鶏や魚の唐揚げなどが合うので、ご飯に野菜と唐揚げをのせて「香味たまねぎ」をかければ、「鶏唐揚げのサラダごはん」になるというわけなり。

「ごはんにドレッシング」はまだテスト販売のような位置づけの商品のため、第2弾、第3弾があるかどうかは「和風 わさび風味」と「香味たまねぎ」の売れ行きにかかっているそう。果たして日本の家庭に定着することができるかどうか、今後の展開に注目しておきたいところなり。

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