高速道路新メニューコンテスト開催、東日本SA・PA一番の美味は?

2008/02/29 23:57 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


高速道路を使った旅行で、楽しみの1つがサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)での食事。かつては「高くてまずい」と不評だったのだけど、近年は業者が入るなど改善しており、各SA・PAで独自色を出しているところも多い。ぼくも常磐自動車道を使う際、下り線美野里PA(茨城県小美玉市)の「伝説の生姜焼き」を楽しみにしていたのだ。

そんな高速道路内にあるレストランがしのぎを削る「NEXCO東日本 新メニューコンテスト」が開かれた。これは、東日本地域のSA・PAのレストランが地域の素材を駆使した新メニューを競うもので、主催は東日本高速道路(NEXCO東日本)。「『華づくり』地域色豊かな創作料理」がテーマだった第1回は、関越自動車道下り線高坂SA(埼玉県東松山市)の「彩の玉手箱」(1350円)がグランプリに輝いている。もちぶたロース(入間・飯能)、秩父味噌、さつま芋(川越)、茶そば(狭山)など、県産の食材をたっぷり使った健康メニューなのだ。

第2回の今年は、「“健康志向”低カロリーな郷土料理 〜美味しい旅の思い出に〜」をテーマに51店舗が参加。この中から各地域の予選ブロックを勝ち抜いた9店舗のシェフが、東京調理師専門学校で行われた決勝に進出した。決勝大会進出メニューは以下のとおり。

◇盛岡ブロック
東北自動車道 岩手山SA(下)
「雑穀おこわと豆乳豚しゃぶ」

◇仙台ブロック
東北自動車道 長者原SA(上)
「伊達のとらふぐ膳 」
東北自動車道 長者原SA(下)
「伊達な味『大崎・味めぐり』」

◇水戸・京葉ブロック
常磐自動車道 守谷SA(上)
「常陸の国の長寿弁当」

◇宇都宮ブロック
東北自動車道 上河内SA(下)
「下野旬彩道楽」
東北自動車道 那須高原SA(下)
「那須野ヶ原彩り御膳」

◇所沢ブロック
関越自動車道 高坂SA(上)
「おらが畑の石焼ビビンバ」

◇新潟ブロック
北陸自動車道 米山SA(下)
「(川中島から越後路へ) 越後路御膳」

◇長野ブロック
上信越自動車道 横川SA(上)
「清流霧積」

上記のメニューを、審査委員長を務めた「中華の鉄人」陳健一氏らが味、見た目、商品紹介の3項目で審査。その結果、51店舗の頂点に立ったのは長者原SA(上)の「伊達のとらふぐ膳」だった。このメニューは地元産のとらふぐをふんだんに使った「とらふぐ三昧」料理。1,460円というリーズナブルな価格も魅力的なのだ。

惜しくもグランプリを逃したメニューも、魅力的なものが盛りだくさん。コンテストの公式サイトに詳細が掲載されているので、各高速道路を利用する際は事前のチェックをお忘れなく。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.