「AKIRA」のハリウッド実写化が決定、プロデューサーはディカプリオ。

2008/02/23 11:21 Written by モノメトロ編集部

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1982〜90年に「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載され、88年にはアニメ映画化された大友克洋作のマンガ「AKIRA」。国内外問わず後のマンガ、アニメに多大な影響を与えるなど、著名人にもファンが多い作品だ。特に、米国ではカルト的人気を誇っている。その「AKIRA」が、ハリウッドで実写映画化されることが決定した。前・後編の2部構成で、第1弾は来夏公開予定。プロデューサーの1人として、「AKIRA」ファンの1人であるレオナルド・ディカプリオが参加する。

「AKIRA」は「ドラゴンボール」同様、これまで何度もハリウッドでの実写映画化の話が持ち上がっていたが、実現には至らなかった。今回、講談社が保有する映画化権をめぐって複数の映画会社が争奪戦を繰り広げた結果、前回も権利を保有していた米ワーナー・ブラザースが再び獲得。昨年10月には、監督が2002年発表のフルCG短編映画「Fifty Percent Grey」でオスカーにノミネートされたCM界の大御所、ルエリ・ロビンソン氏に決定したことなどが発表されていた。

今回は新たに、単行本の1〜3巻を前編、4〜6巻を後編で描く2部構成であること、前編は来夏公開を予定していることなどを発表。プロデューサーは、レオナルド・ディカプリに加え、アンドリュー・ラザー(「スペース・カウボーイ」など)、ディカプリオ主宰の製作会社「アッピアン・ウェイ」のジェニファー・ダヴィソンが担当する。

また、原作で「ネオ東京」とされていた舞台は、ジャパンマネーで再興された「ニュー・マンハッタン」に変更。キャストは発表されていないものの、ディカプリオの出演がうわさされている。

熱狂的なファンを生み出している独特の世界観がハリウッドの力でどの様に再現されるのか、キャストも含めて今後の情報に注目だ。

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