リア・ディゾンに映画「ドラゴンボールZ」出演依頼、紅白出場で断念。

2008/01/08 23:14 Written by コジマ

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主要キャストが次々と発表され、今年8月の公開に向けて全容がだんだんと明らかになってきた実写映画版「ドラゴンボールZ」。当初は原作と異なる設定や無名俳優ばかりのキャスティングに落胆の声が上がっていたのだけど、田村英里子やチョウ・ユンファ、エミー・ロッサムなど日本でも知られている俳優の名前が次々に挙がってきたことから、わずかながら批判も緩やかになっているようなのだ。

これまでに発表されている主要キャストを見てみると、

孫悟空……ジャスティン・チャットウィン
ピッコロ大魔王……ジェームズ・マースターズ
チチ……ジェイミー・チャン
ヤムチャ……パク・チュニョン
マイ……田村英里子
亀仙人……チョウ・ユンファ
ブルマ……エミー・ロッサム

昨年末にメキシコで始まった撮影も順調のようで、悟空役のジャスティン・チャットウィンがオレンジ色の長袖Tシャツを着ている撮影シーンが映画情報サイト「HoyCinema」に掲載されており、田村英里子は自身のブログでワイヤーアクションを使うことを報告。エミー・ロッサムは、アニメと同じ水色のウィッグを着けて撮影に臨んでいるのだそう。

こうした中で、昨年のNHK「紅白歌合戦」に初出場した“グラビア界の黒船”ことリア・ディゾンが、この映画の出演依頼を受けていたことが明らかになった。eiga.comによると、紅白リハーサルでリア・ディゾンが号泣したことから各メディアが涙の理由を徹底調査し、その中で発覚したという。

リハーサルでの号泣は、日本語で上手く歌えないという説やホームシック説などさまざまな憶測が飛び交ったのだけど、同サイトの記事は紅白出場のために故郷である米国に帰りやすい「ドラゴンボールZ」への出演を辞退し、北島三郎の「帰ろうかな」を聴いて強いホームシックを引き起こしたのではないかとしているのだ。

リア・ディゾンは米国時代に短編映画「トラフィック・イン・ザ・スカイ」への出演経験があるものの、来日前後から歌手志望であることを公言しており、今回の選択もそれにかなったものになっている。しかし、日本での歌手活動は順風満帆とは言えず「引退帰国」までささやかれていることを考えると、同サイトの記事にあるように、紅白出場よりもハリウッド映画である「ドラゴンボールZ」出演を選んでいたほうが彼女のステップアップにつながったかもしれない。そういえば、パチンコ「CRフィーバー創聖のアクエリオン」のCMを辞退したというニュースもあったなあ。

こうなると気になるのが、どの役をオファーされたのかということ。正式にはもちろん、eiga.comの記事でも明らかになっていない。しかし、ネットではすでに配役が発表されているブルマやマイのほか、くしゃみをすると性格が変わる女性のランチや、レッドリボン軍の天才科学者ドクター・ゲロが生み出した人造人間18号などが予想されているのだ。こうした役を演じるリア・ディゾンを見たかった気もするけれど……。

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