中田英寿氏が旧所属のペルージャ経営に関心か、イタリア紙が報道。

2008/01/04 08:48 Written by コ○助

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2006年のW杯ドイツ大会を最後に現役を引退、以降、世界中を旅しながら見聞を広め、サッカーを通じた社会貢献活動を続けている中田英寿氏。タレントに転身したわけではないため、メディアへ自ら登場する機会はほとんどない状態なりが、世界的にその社会貢献活動が評価され、FIFAの親善大使にも任命されているなりよ。まだ具体的に「何をする」というアクションは起こしていないものの、引退から1年半以上が経った今もなお、世間の注目を集め続けているなりよね。

そんな中田氏の新しい動きに関する情報を、イタリアのコリエレ・デロ・スポルト紙が報じているなりよ。なんでも、中田氏が初めて海を渡り、海外でのプレーの一歩を踏み出した、セリエA(当時)のペルージャの経営に関心を示しているのだとか。中田氏が単独で「買収」に乗り出すのではなく、中田氏を含めた日本のグループが経営に乗り出す可能性があるという話なりが、もし実現すれば、中田氏にとってはJ2の湘南ベルマーレ(旧ベルマーレ平塚)に続く2つ目のクラブへの経営関与となるなりね(※)。(※ベルマーレは正確にはクラブ支援)

1990年代後半のセリエAを見ていた人にとっては、ペルージャはなじみ深いクラブなりが、残念ながら現在はセリエAにその名前を見つけることはできないなりよ。セリエBよりもさらに下のセリエC1(事実上の3部リーグ)に転落するほど低迷しているなりね。2005年には経営状態が極度に悪化し、一度は破産も経験。かつて中田氏が所属していた頃によく日本のメディアにも登場していたオーナーのガウチ一族はもう経営にはタッチしておらず、まったく異なる経営陣によって運営されているなり。

ちなみに、中田氏は東ハトの非常勤執行役員を務めているほか、ニューヨークのソーホー地区にビルを所有する(築120年、5階建て、900万ドルで取得)実業家としての側面も。若い頃から「サッカー選手だけで終わりたくない」と常々語ってきた中田氏は、着々と視野を広げ、新しい世界へと踏み出して行っているなりね。果たして新たに「ペルージャ経営」という肩書きが付くことになるのか。続報に注目しておきたいところなり。

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