2007年の年間ドラマ視聴率ランキング、トップに輝いた作品は?

2007/12/26 15:41 Written by コ○助

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来年1月末まで続く「SP」(フジテレビ系)を除き、21日放送の「歌姫」(TBS系)で2007年のドラマはすべて終了。すでに1月スタートの「冬ドラマ」の陣容も固まり、その先の「春ドラマ」(3月スタート)の情報もチラホラと出てきているなりが、年を越してしまう前に今年1年のドラマを振り返っておくことにするなりね。

それではまず、2007年に放送されたドラマの中から、高視聴率を記録した上位10作品をピックアップしてみるなり。

◎2007年 年間ドラマ視聴率ランキング
[冬]23.9% 日曜21時「華麗なる一族」(TBS系)
[秋]21.9% 月曜21時「ガリレオ」(フジテレビ系)
[冬]21.2% 金曜22時「花より男子2(リターンズ)」(TBS系)
[冬]20.1% 水曜22時「ハケンの品格」(日本テレビ系)
[春]17.3% 月曜21時「プロポーズ大作戦」(フジテレビ系)
[夏]17.3% 火曜21時「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」(フジテレビ系)
[秋]16.7% 木曜22時「医龍 Team Medical Dragon2」(フジテレビ系)
[夏]15.3% 金曜22時「山田太郎ものがたり」(TBS系)
[冬]15.0% 月曜21時「東京タワー」(フジテレビ系)
[春]14.3% 金曜23時「特命係長・只野仁」(テレビ朝日系)

今年の年間トップに立ったのは「華麗なる一族」だったなりよ。「TBS開局55周年記念ドラマ」と銘打たれた「華麗なる一族」は、木村拓哉を筆頭とする豪華な出演陣や、作り込まれた重厚な世界観もさることながら、強力なプロモーションに後押しされる形で視聴率を伸ばし、最終回には今年のドラマでは唯一の30%超えを記録(30.4%)。また、関西圏では特に視聴率が良く、最終回は39.3%、平均でも30.4%と大成功を収めたなりね。「視聴率男」の異名を持つ木村拓哉は、今年も健在だったなり。

全体を見渡して気が付くのは、小説&マンガ原作ではない、オリジナル脚本の作品が上位10作品に「ハケンの品格」と「プロポーズ大作戦」の2本しかないこと。特に最近はマンガ原作モノが流行中なので、オリジナル脚本のほうが少なくなってきているなりが、「ラストまで展開が読めない」との理由から、オリジナル脚本を好む視聴者も少なくないなりよ。ドラマは脚本が活きてこそ面白くなるものなので、安易な原作モノ起用が次代の脚本家が育つ環境を阻害しているのではないかと、心配する向きもあるなり。

視聴率は奮わなくとも、作品の内容を評価する声が多かった作品には、「わたしたちの教科書」(フジテレビ系、春ドラマ)、「LIAR GAME」(同)、「帰ってきた時効警察」(テレビ朝日系、春ドラマ)、「ライフ」(フジテレビ系、夏ドラマ)、「歌姫」(TBS系、秋ドラマ)なども。深夜ドラマ枠で放送されていた作品に対する評価が高かったのも、2007年の特徴と言えそうなりよ。

今年一年を振り返って、皆さんはどのドラマが一番面白かったなりか?

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