ウルフルズが日本人アーティスト初の快挙、米iTunesチャートで6位に。

2007/12/26 11:03 Written by モノメトロ編集部

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ヴォーカルのトータス松本本人が出演するハウス食品「北海道シチュー」のCM曲「たしかなこと」や、歌詞が印象的な武田薬品「アリナミン」のCM曲「泣けてくる」など、今年も絶好調だったウルフルズ。12月12日にはワーナーミュージック・ジャパン移籍第1弾アルバム『KEEP ON, MOVE ON』もリリースされたが、同作に収録されているブルース曲「あんまり小唄」が米iTunesブルースチャートで6位を獲得した。これは日本人アーティストとしては初の快挙で、日本屈指のブルース巧者として知られるウルフルズの実力が、本場でも通用することを証明している。

「あんまり小唄」は、1963年に死去した伝説のブルースマン、エルモア・ジェームスに捧げた歌。デルタブルースを髣髴とさせる2分足らずの短い曲に、「あんまり〜」で始まる6行の日本語歌詞が乗せられている。

日本をはじめ、米国、英国、カナダ、オーストラリアのiTunes Storeで先行配信したところ、日本のiTunesブルースチャートで長期間首位を獲得。さらに今回、全日本語詞ながら米iTunesブルースチャートでも6位を獲得した。

トータス松本は、映画「UDON」に出演したことをきっかけにミュージシャンから俳優に転向することを考えたというが、再び音楽への情熱を取り戻し、敬愛するエルモア・ジェームスに捧げる「あんまり小唄」も完成した。今回の快挙は、来年に結成15周年を迎えるウルフルズにとって、さらなる躍進の弾みとなりそうだ。

なお、同曲はMySpace上のウルフルズページにて試聴可能となっている。

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