「FUJI ROCK FESTIVAL」（フジロック）や「SUMMER SONIC」（サマソニ）など、日本に定着した音楽系フェスに倣い、「史上最大のお笑いフェス」を掲げて、今年4月に幕張メッセで3日間開催された「LIVE STAND 07」。吉本興業に所属するお笑い芸人が延べ800名以上も出演した、このお笑い好きにはたまらないイベントが来年も開催されることが正式決定した。日程は4月26日、27日、29日（28日は休演）の3日間で、今年と同じく幕張メッセで行われる。

今年、吉本興業とロッキング・オンが共同で開催した「LIVE STAND 07」は、当初チケットの売れ行きが振るわないとの噂が流れ、また、吉本興業のお笑い芸人たちもテレビ番組でたびたび「チケットが売れていない」との発言をしていたことから、一時は「観客動員不安説」も飛び出していた。閑散とした会場が「伝説」として語り継がれている「タトゥーの東京ドーム公演」よりも客入りが悪いのではないかと、揶揄する声も上がっていたほどだ。

でも、蓋を開けてみれば3日間で約4万5000人の観客を集め、興行収入も4億円を超えるなど、立ち上げたばかりのフェスとしてはそれなりに成功（動員目標は6万人）。もともと毎年恒例のフェスにしたいとの思惑があり、数字的な部分も評価できる内容だったことから、来年の第2回が無事に開催される運びとなった。

「LIVE STAND 08」の出演芸人など、詳しい概要はまだ明かされていないが、すでにチケットの先行予約受付は12月10日から始まっている（〜26日）。現在受け付けているのは3日通し券（21,000円）のみ（子供料金は10,500円）で、郵便局備え付けの「払込取扱票」に必要事項を記入して申し込みを行う（詳細は公式ページ参照）。すべて立ち見（オールスタンディング）のイベントなので、座席指定やブロック指定などは用意されていない。なお、先行予約受付期間に申し込みを行うと、特典として特製パスケースがプレゼントされる予定だ。

毎年恒例のフェスにするためにも、今年以上の結果が求められる「LIVE STAND 08」。お笑い好きな人はぜひ。