漫才日本一を決める「M-1グランプリ2007」、決勝進出8組を発表。

2007/12/10 15:50 Written by コ○助

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結成から10年目以内の漫才コンビやグループを対象に、プロ・アマ問わず「最も面白い奴」を決める年末の風物詩「M-1グランプリ」が今年もやってきたなり。吉本興業主催の大会ゆえ業界の注目度も高く、この大会で優勝したコンビは翌年の成功が約束されていると言っても過言ではないほど、回数を重ねるごとに大会の「意味」が大きなものになっているなりよね。

歴代の優勝者を振り返ると、第1回(2001年)が中川家、第2回(2002年)がますだおかだ、第3回(2003年)がフットボールアワー、第4回(2004年)がアンタッチャブル、第5回(2005年)がブラックマヨネーズ、第6回(2006年)がチュートリアルと、現在一線で活躍するお笑いコンビがズラリ。いずれも「M-1グランプリ」の前後ではメディアへの露出度が天と地ほどの違いがあり、優勝するか否かでは、その後のお笑い芸人としての寿命に大きな差が出てくるなりよね。特に、昨年優勝のチュートリアルのブレイクぶりは凄まじく、いまやバラエティ番組には欠かすことの出来ない存在になりつつあるのは、皆さんもご存知のとおりなりよ。

そんな「M-1グランプリ」、今年は12月23日に決勝が行われるなりが、予選を勝ち抜き、決勝の舞台にコマを進めた8組が発表されたなりよ。どのような面々なのか、簡単にまとめておくなりね。

◎「M-1グランプリ2007」決勝進出8組
キングコング(吉本興業 東京 1999年結成)
ザブングル(ワタナベエンターテインメント 1999年結成)
ダイアン(吉本興業 大阪 1999年結成)
千鳥(吉本興業 大阪 2000年結成)
トータルテンボス(吉本興業 東京 1998年結成)
ハリセンボン(吉本興業 東京 2003年結成)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京 1998年結成。一時解散を経て2000年再結成)
笑い飯(吉本興業 大阪 2000年結成)

ということで、漫才をするすべての人に門戸を開放している「M-1グランプリ」ではあるなりが、今年「も」吉本興業所属の芸人がほとんどなりよ。ただ一組、ワタナベエンターテインメントから決勝に殴り込みをかけたのはザブングル。2004年から3年連続で準決勝まで進出するも、決勝にはあと一歩届かずにいただけに、悲願の決勝進出と言えるなり。

笑い飯、トータルテンボス、POISON GIRL BANDは昨年も決勝に進出しているおなじみの面々。千鳥は2003年と2004年に決勝に進出しているなりが、その後はやや伸び悩んでいるだけに、殻を破ることができるのか注目なりね。また、キングコングやハリセンボンはテレビの露出は多いものの、「漫才」を披露する機会はほとんどなく。そういう意味ではメジャー感に話芸の実力が伴っているのかが試される機会と言えそうなりよ。

この決勝進出の8組、皆さんは誰が優勝するとにらんでいるなりか?

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