「日本レコード大賞最優秀新人賞」から8年、八反安未果はいま。

2007/12/08 20:58 Written by コ○助

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「はったんあみか」と読む個性的な名前(本名)と、1999年の日本レコード大賞最優秀新人賞に輝いたほどの歌唱力で、デビュー当初から鮮烈なインパクトを残した八反安未果。17歳のとき、日本音楽事業者協議会主催の「第1回ザ・ジャパンオーディション」(1997年)に応募したところ、20万人の候補者の中からグランプリに選ばれ、一気に日本レコード大賞最優秀新人賞まで上り詰めたなりよ。翌年から日本テレビ系の人気番組「THE 夜もヒッパレ」の準レギュラーとして出演するなど、すぐにテレビでの露出も増加していったなりね。そういえばデビューシングル「Miss You〜忘れないで〜」は、SPEEDも手がけたプロデューサー、伊秩弘将によるものだったなり。

最も八反安未果が輝いていたのは1999年のこと。3rdシングル「SHOOTING STAR」(TBS系ドラマ「L×I×V×E」主題歌)がオリコン初登場10位を記録(売上枚数18万枚)するなど本格的にブレイク。また、同年に発売した1stアルバム「Autumn Breeze」はオリコン初登場2位となり、今後も末永く活躍が期待される女性ヴォーカリストとして注目を集めたなりよね。

ところが、その後の八反安未果の活動は勢いがなくなり、シングル、アルバムともに1999年の作品に比べると完成度が落ち始め、気が付くと表舞台から忽然と姿を消していたなり。それからほぼ活動休止の状態が続いていたなりが、2004年に久しぶりに新曲「TRAP」を発売し、3年7か月ぶりに本格的な活動を再開したなりよ。活動再開にあたり、サンケイスポーツのインタビューに答えた八反安未果は「(休業の理由は)当時歌謡界で自分の置かれた立場に不安を感じ、まったく音楽から離れたかった。普通の女の子に戻りたかったんです」と語り、一度どん底まで落ちたのでもう上がり目しかないと、2ndステージとも言える復帰後の活動に意欲を燃やしていたなりね。

でも、復活したはずの八反安未果は再び表立った活動をストップさせ、以降、3年に渡ってまた歌手活動を休止していたなりよ。その間、2005年にセミヌード写真集を発売したり、2006年11月10日からブログの更新を始め(※)、現在に至るまでコンスタントにプライベートな話題を提供していたりはするなりが、テレビや雑誌をはじめとするメディアへの露出は極端に減っていたなりね。(※ブログの開設自体は2000年頃。ただし、2000年10月21日付けのエントリーから6年間更新がなかった)

そんな八反安未果が、久しぶりのニューアルバム「忘れないわ」を11月28日に発売したことで話題を呼んでいるなりよ。このアルバムは越路吹雪やザ・ピーナッツなどが歌った、昭和30〜40年代のヒット歌謡曲15曲をカバーしたアルバム。かつて軽快なJ-POP路線を歩んでいた八反安未果がなぜ歌謡曲なのか、という疑問が湧くなりが、実は八反安未果の祖父は昭和40年代に活躍した作詞家の故・八反ふじを氏で、歌謡曲には昔から親しみを持っていたそう。八反安未果としては、歌謡曲を歌うことは何ら不思議なことではなかったなりね。

まだ今後の活動の展望については明らかにされていないなりが、せっかく「忘れないわ」関連でメディアへの露出も増えたことだし、コンスタントに歌声を聴かせて欲しいものなり。

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