海外からの養子縁組が減少傾向、米国務省の報告で明らかに。

2007/12/03 11:14 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール家の次女なんですが、ハーフでしかも確かにダンナの家系の顔だち。しかし、なぜかアジア100%の風貌。メリケンな特徴もしっかり受け継いでいる長女と比べて、次女は妙に「おむすび」を持たせるとしっくりくるコドモです(笑)。

そんな感じなので、ダンナが次女を連れて歩いていると時々、

「もしかしてアナタも中国から養女を?」

なんて聞かれることもあるとか。余談ですがウォール真木の友人(日本人)の場合、彼女の娘さんがブロンドで、しかもメリケン顔。連れて歩いていると、

「あら、彼女のナニーなの?」

と聞かれるそうです(汗)。

それにしても人種の違う家族。米国ではさほど珍しくありません。海外からの養子縁組がさかんなこの国(特に白人社会)では、両親が西洋人なのに、子どもがアジア系だったり、ヒスパニック系だったり。一時は中国からの女の子の養子が多かったですが、最近はグアテマラなどの南米、そしてアフリカからの養子縁組がさかんになってきているそうです。

しかし近年、この外国籍の子供を養子にするというケースが少なくなっているとか。米国務省の発表によると、2004年に史上最高の22,884件数を記録しましたが、その後は3年連続で減少。2007会計年度は19,441件数でした。

これは子供の生まれ故郷である国々の多くで、外国人による縁組を懸念する傾向が増えており、そのための対応政策が及んだためだとか。そのほか、中国では経済発展のおかげで国内で里親となる夫婦が増加。これも要因のひとつだとか。

なにはともあれ、その子供の将来を決定する養子縁組。その件数が増えようが減ろうが、大切なのは親が世話出来なくなった子供たちが、あぶれることなく里親のもとで愛情深く育てられているか、ということでしょう。


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