韓国が日本だます、結んだはずの「紳士協定」無視に星野監督激怒。

2007/12/03 06:11 Written by コ○助

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各国が精鋭を揃え、現在、台湾で熱い戦いを繰り広げている野球のアジア選手権。北京五輪予選も兼ねているこの大会に、日本は星野監督以下、24選手(プロ23選手+アマ1選手)で構成された「星野ジャパン」で戦いを挑んでいるなり。この大会で1位通過した時点で北京五輪への出場権を獲得、もし2位以下なら来年のプロ野球シーズン開幕前に行われる世界最終予選に回ることになるという、1位と2位以下では今後のスケジュールに大きな違いが出る、非常に重要な意味を持った大会なりね。

日本の初戦は1日に行われたフィリピン戦。「格下」が相手だけに、10-0の7回コールド勝ちという、まずは順当な滑り出しを見せたなりよ。投げては先発の涌井秀章投手(西武)が6回を1安打無失点に抑え、打っては初回から4番の新井貴浩内野手(広島→阪神)のタイムリーなどで5点を奪うなど、投打がガッチリとかみ合った盤石な試合運びを見せたなりね。

そして迎えた第2戦は、アジア選手権における、否、ともに出場すれば五輪本戦でも強力なライバルとなる韓国との一戦だったなり。韓国はアジア三強の一角である台湾を第1戦で撃破して臨んだ2戦目。韓国が次の第3戦のフィリピンに負けるとは考えにくいため、事実上、この試合が日本と韓国の運命を左右する試合だったなりよ。もし、日本が敗れれば五輪切符は確実に韓国の手に、日本が勝てば次の台湾戦に望みを繋げる、と。

それだけに、先発投手をかく乱させるなど、試合前には両国とも心理戦の面での駆け引きが活発化していたなりが、韓国側の戦術がヒートアップ。本来やってはならない騙し討ちを仕掛けてきたなりよ。

今回のアジア選手権が始まる前、各国の監督が集まって開かれた「監督会議」の席で、国際野球連盟の定めるルールのほかに「ルールにはないけど決めておきたい」いくつかの決めごとを、紳士協定として結んでいるなり。その中のひとつに、「メンバー表は試合開始1時間前に交換する」というものがあったなりが、韓国はメンバー表に書かれた選手と、実際にプレイボールがかかった時点でのスタメンの選手とをガラリと変えてきたなりね。それはつまり、日本のメンバー表を見た上で、選手を替えてきたということ。事実、日本の先発が左腕の成瀬善久投手(ロッテ)だと分かったからなのか、韓国打線はメンバー表とは全く異なる、右打者をズラリと並べたスタメンで試合に臨んできたなりね。

この騙し討ち、そして紳士協定を全く無視する行為に星野監督は激怒。「プレーボールと同時にびっくりした。(そういうことはしないと)監督会議で紳士協定をした。ルールブックにはないが、非常に疑問」(時事通信より)と、韓国の姑息な作戦に怒り心頭だったなりね。なぜ、そのような作戦を採ったのか、韓国の金卿文監督は「ルールは破っていない。いいとは思わないが、今回のルールでは、うそのリストを作ることもできる」(産経新聞より)と、開き直りとも思えるコメントを残しているなりよ。

試合は結局、日本が4-3で辛勝。勝ったから良かったものの、もし負けていたら日本のメディアから猛批判が飛び出していたかもしれないなりよね。いずれにしても、韓国のモラルの在り方に疑問を感じないわけにはいかない事例だったなり。

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