「冬の定番」鍋料理のトレンドに変化、今年は「ブリしゃぶ」が熱い。

2007/11/20 13:59 Written by コ○助

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北海道や東北では積雪も観測するなど、もうすっかり列島は冬モード。毎日、寒い日が続くと、自然と温かい食事を欲するようになるなりよね。そうなると食べたくなるのは「冬の定番」鍋料理。夏に汗を流しながら食べる鍋料理も良いなりが、やっぱり体の芯からぽかぽかになって、幸せな気分に浸れる冬の鍋料理は格別なものがあるなり。

ひとえに鍋料理といってもさまざまなバリエーションがあるなりが、皆さんはどんな鍋料理が好きなりか? コ○助は食卓に置いた土鍋に、順番に具材を入れながらぐつぐつと煮ていくいかにも「鍋っぽい鍋」ならもつ鍋が一番好きなりが、しゃぶしゃぶやおでんなど、広義の意味での鍋料理を含めるならばおでんが好きなりよ。基本的に練り物に目がないタチなので、練り物三昧のおでんに敵う鍋料理はないなりね(笑)。

ちなみに、20日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のコーナー「ランキン★ビリヤード ナンイ? ボール」において、人気の鍋料理ランキング(20〜30代女性 いいとも調べ)をやっていたなりよ。それによると、世間で最も人気が高いのは「キムチ鍋」。そして「すきやき」「もつ鍋」「しゃぶしゃぶ」「かに鍋」「水炊き」「ちゃんこ鍋」「ふぐちり」「かきの土手鍋」と続くなり。恐らくこの調査は予め9個の選択肢を用意して、その投票数でランキング付けをしているので、選択肢から漏れている鍋料理が反映されてはいないなりが、大まかな世間の好みは掴めるなりよね。

さて、そうした好みとは別に、実際に家庭においてどのような鍋料理が調理されたのかを調査したデータがミツカンから発表されているなりよ。鍋料理は扱う具材によって「外で食べるもの」「家庭で食べるもの」にも分類されるので、好みを聞いたランキングとはまた異なった結果が出るのが面白いところなりよね。では、ミツカンの調査から見えた、実際に家庭で作られた鍋料理はどのようなランキングになっているのかを見ておくと。

◎鍋料理の実施率(期間は06年9月〜07年2月の6か月間。ミツカン調べ)
1位 おでん
2位 すきやき
3位 寄せ鍋
4位 水炊き
5位 キムチ鍋、チゲ鍋
6位 しゃぶしゃぶ
7位 湯豆腐
8位 みそ味和風鍋
9位 豆乳鍋
10位 もつ鍋

ということで、最も日本の家庭で作られている鍋料理は「おでん」という結果になったなり。「おでん」好きとしては、この結果は嬉しい限り(笑)。「おでん」が美味しいから、というのはもちろんなりが、大量に作っておけば何食かは「おでん」で済ませてしまえるといった、主婦にとっては良い意味での「手抜き感」も好評の理由のひとつかもしれないなり。

全体的な今年の調査結果の傾向としては、1年前に比べると「しゃぶしゃぶ」の実施率が向上、特に東京では8%から22%まで上昇するなど、顕著に傾向が現れているなりよ。これは一時の「しゃぶしゃぶ」人気の低迷要因だったBSE問題への抵抗感が薄れてきたこと、牛肉だけでなく、豚肉や海鮮具材を使った「しゃぶしゃぶ」もスタイルが確立されてきたことなどが大きく影響してそうなりね。

こうした流れを受けて、ミツカンは今年の鍋料理のトレンドは「ブリしゃぶ」と予想。比較的安い価格で安定供給されている養殖のブリは脂身も多く、表面の脂をサッと落として食べる「しゃぶしゃぶ」に適した具材であり、また、冬が最もブリの美味しいシーズンということも、鍋料理との親和性が高いと言えるなりね。確かに、テレビCMなどでも「ブリしゃぶ」が登場する機会が多く、例年以上に今年は「ブリしゃぶ」がブレイクする下地は出来つつありそうなりよ。

皆さんもこの冬はぜひ、「ブリしゃぶ」にチャレンジしてみてくださいませ。

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