海を越えた「そんなの関係ねえ!」、ジャマイカのDJがサビに起用。

2007/11/10 23:11 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


「そんなの関係ねえ!」という分かりやすいネタと動きが、子供から大人まで大人気となっているお笑い芸人の小島よしお。テレビでは毎日のように見かけ、ラジオでは初の冠番組(文化放送「小島よしお ちゅぱちゅぱ ちゅっぱっぴー」)を獲得、来夏公開予定の映画「神様のパズル」(三池崇史監督)への出演が決定するなど、今年最もブレイクした芸人との呼び名も高いのだ。

使いまわしのよいことからさまざまな場面で引用されている「そんなの関係ねえ!」と「オッパッピー」だけど、日本だけにとどまらず、なんと、遠くカリブ海に浮かぶレゲエの故郷、ジャマイカのDJが曲の歌詞に採用したのだ。

そのDJは、ジャマイカ東部セント・トーマス出身のパテックス(PATEXX)。本名はロハン・ランキン(Rohan Rankine)というそうで、世界的にレゲエの主流となっているダンスホールレゲエの楽曲を手がけている。新人ながら、今年にリアーナの大ヒット曲「アンブレラ」をリミックスしたところ話題となり、その人気は米国やカナダ、英国にも飛び火したのだとか。

小島よしおのネタが使われているのは「Japaneeze Dance ft Cutty」という曲のサビで、ダンスホールレゲエの速いリズムに乗せて「ソンナノカンケーネ ソンナノカンケーネ ソンナノカンケー ソンナノカンケー ソンナノカンケーネ」と歌われている。サビの最後には、バックコーラスが「オッパッピー」とかぶせているのだ。レゲエ特有の抑揚のなさも手伝って、繰り返されるフレーズがクセになりそう。

このニュースを伝えた「notrax」では、「ダンスホール・レゲエではもともと、曲ごとに簡単な決まった振付けのダンスを踊ることが慣習になっており、小島よしおの『あの動き』を見たパテックスがこれをとりあげたのではないかと思われる。」と分析している。彼と日本の関係はよく分からないけど、YouTubeなどでさまざまな国の動画が見られるようになった現在、どこかで小島よしおのビデオを見かけたのかもしれない。

この曲が聴ける「MySpace」上のパテックスのページを見ると日本人と思われる数人が「フレンド登録」しており、コメント欄にも「Thank you for the ADD me!! OPPA pii~♪ I love your song! Respect for you! from JAPAN!!」といった日本からの書き込みが見られるのだ。

競走馬「ソンナノカンケーネ」に続く“小島よしおフィーチャー”がジャマイカで行われるとは、本人も想像できなかったのではないだろうか。パテックスが来日する際には、ぜひともステージでコラボレーションしてほしいのだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.