「ハチミツとクローバー」が連ドラに、成海璃子&生田斗真タッグで。

2007/11/07 19:13 Written by コ○助

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「主要な登場人物全員が片思い」という設定の面白さと、美術大学を舞台にした爽やかな青春ストーリーが評判のマンガ「ハチミツとクローバー」(以下、ハチクロ)。2005年4月〜9月と2006年6月〜9月の2度に渡ってフジテレビ系の深夜枠「ノイタミナ」でアニメ化されているほか、昨年は蒼井優が主演した映画版も公開され、話題を呼んだなりよね。この「ハチクロ」、今度はフジテレビ系(火曜21時枠)で連続ドラマになることが決定したなりよ。

来年の1月8日スタートの連続ドラマ版「ハチクロ」は、成海璃子(花本はぐみ役)が主演、生田斗真(竹本祐太役)が相手役というタッグ。映画ではそれぞれ蒼井優、櫻井翔が演じていた役どころなりが、映画版はほかの登場人物も含めて「美大生」の設定にマッチした年齢の役者だったのに対し、連続ドラマ版の成海璃子は現在15歳と、かなり大胆なキャスティングになるなりよ。確かに成海璃子は子役の頃から演技達者と言われ続け、その演技力を評価する声も多いなりが、この年齢のギャップを視聴者に意識させない演技を見せられるかどうかが、まずは第一のハードルとなりそうなりね。

共演の生田斗真は、「夏ドラマ」で平均17.0%を記録したドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」での好演がきっかけで、ようやくブレイク期が到来。もともと90年代後半からジャニーズJr.の中心的なメンバーとしてジャニーズファンの間では絶大な人気を誇っていたなりが、一般層への浸透は「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」の功績が大きいのは間違いないなりよ。そして「ハチクロ」には2番手での出演と、着々とステップアップしているなりね。この勢いなら、ひょっとすると来年中には主演ドラマ……なんて可能性も。

ただ、映画版の雰囲気が原作のイメージに近く、原作のファンからも支持されていただけに、連続ドラマ版のキャストには早くも反発の声も多いよう。花本はぐみのキャラクターはほんわかとした雰囲気なので、成海璃子の「活発なイメージ&目に力がある」という部分と合わないとの意見が多いようなり。また、竹本祐太のキャラクターも素朴な印象が強いため、ややホストぽい生田斗真のようなキャストで良いのか、と疑問の声が上がっているなりよ。

とはいえ、成海璃子の起用については原作の羽海野チカも「(成海演じる)花本はぐみは大人と子供が同居しているような女の子。透明感あふれる繊細さと、真っすぐでしなやかな強さのどちらも合わせ持つ彼女にピッタリ」(スポニチより)と太鼓判を押していることは付け加えておくなりね。

原作や映画との違いを確認する意味でも、連続ドラマ版もチェックしておきたいところ。成海璃子と生田斗真の2人は、こうした反発の声を吹き飛ばすくらいの好演を見せて欲しいなりね。楽しみなり。

☆現在までに判明している2008年「冬ドラマ!」
[記号の説明]◎…確定、○…ほぼ確定、△…噂アリ、×…ガセ
◎火曜21時「ハチミツとクローバー」(主演:成海璃子)フジテレビ系
◎木曜22時「鹿男あをによし」(主演:玉木宏)フジテレビ系
◎土曜21時「1ポンドの福音」(主演:亀梨和也)日本テレビ系
◎日曜20時「篤姫」(主演:宮崎あおい)NHK
◎日曜21時「佐々木夫妻の仁義なき戦い」(主演:稲垣吾郎)TBS系

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