犬版「ハリウッド名声の歩道」が英国に誕生、ラッシーらが殿堂入り。

2007/11/06 23:58 Written by コジマ

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ショービジネス界で活躍する人たちにとって、憧れなのがハリウッドにある「ウォーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」に名前が刻まれること。先日もラテン系ミュージシャンのリッキー・マーティンが2351人目に「殿堂入り」したことで話題になったけど、ゲーリー・クーパーからジョニー・デップ、サミー・デイヴィスJr.、ビートルズなど、輝かしい名前ばかりで、日本からも早川雪洲、マコ岩松、ゴジラの名前が刻まれているのだ。

これに対抗して、英国はロンドンに「ウォーク・オブ・フェーム」が誕生した。本家と同じ星型のプレートを埋め込んでいるのだけれど、これは人間ではなく、なんと犬を表彰するものなのだ。

捨て犬センター「バタシー・ドッグス・ホーム」の近くに完成した「ドッグ・ウォーク・オブ・フェーム」、栄えある第1回の殿堂入りには、映画で活躍した名犬たち15作品17頭の中から「名犬ラッシー」のラッシー、「ウォレスとグルミット」のグルミット、「ハリー・ポッター」シリーズでルビウス・ハグリッドが飼うファング、「オズの魔法使い」のトト、「ユアン少年と小さな英雄」のボビー、「オリバー!」のブルズアイ、「奇跡の旅」のチャンスとシャドウの7作品8頭が選ばれたのだ。

選に漏れたのは、「タンタン」のスノーウィー、「101匹わんちゃん」のポンゴとパーディタ、「ターナ&フーチ/すてきな相棒」のフーチ、「わんわん物語」のレディとトランプ、「ベートーベン」のベートーベン、「メン・イン・ブラック」のフランク、「ファイアー・ドッグ/消防犬デューイの大冒険」のレックス(デューイ)、「K-9友情に輝く星」のジェリー・リー。話題作に次々と登場するハリウッドの超有名犬レックスの落選は、意外だったのだ。

日本映画だったら、ぜひとも「南極物語」のタロとジロを入れてほしいなあ。映画でなかったら、「フランダースの犬」のパトラッシュや「銀牙−流れ星 銀−」の銀などが入っても面白いかも。ちなみに、今回殿堂入りしたラッシーは、本家「ウォーク・オブ・フェーム」にもその名を刻んでいるのだ。

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