松下電器の「昭和家電」を食玩化「なつかしの家電コレクション」。

2007/10/23 05:21 Written by モノメトロ編集部

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2005年に公開された映画「ALWAYS 三丁目の夕日」、その続編で11月3日から公開される「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を筆頭に、近年、「昭和」の時代を彩ったさまざまなモノに注目が集まっている。こうした中、バンダイは昭和20年代から30年代に発売された松下電器産業の家電を食玩にした「なつかしの家電コレクション〜松下電器歴史館編〜」を、11月5日から発売する。価格は472円(税込み)。「三丁目の夕日」と同じ時代に流通していた家電たちだ。

「なつかしの家電コレクション〜松下電器歴史館編〜」は松下電器産業に焦点を当てた家電食玩シリーズ。「白黒テレビ」「電気冷蔵庫」「角形噴流式電気洗濯機」「電気自動炊飯器」「6石トランジスタラジオ パナペット」「超音響ステレオ 飛鳥」の6種類がラインアップされている。

松下電器産業の「白黒テレビ」は、国産テレビの第一号。当時、ブラウン管はまだ国内生産が出来ずに米国から輸入した高価な存在で、大卒初任給の平均が 6,000〜8,000円の時代に、定価29万円で売り出された「高嶺の花」だった。「電気冷蔵庫」は1953年に国内初の完全密閉型家庭用冷蔵庫として発売されたもの。当時、家電製品として前例のない「3年保証」の実施などで話題を集めた。こちらも定価12万9000円と、発売当初は庶民には「高嶺の花」だった。

付属の解説書にはそれぞれの商品解説、当時のキャッチコピー、発売した年の主な出来事などの情報が盛り込まれており、発売当時の世相を懐かしむことができる内容。主なターゲットは団塊世代だが、当時を知らない若い年代でも「懐かしさ」を楽しめそうだ。(モノメトロ編集部)

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