ひたすら首を横に振り続ける「のほほん族」（タカラトミー）や、ユーザーの問いかけにうなずいたり、首を振ったりして答えてくれる「うなずきん」（バンダイ）、家庭で簡単に星空を投影できる「ホームスター」（セガトイズ）など、近年、「癒し」をテーマにした玩具が市場を賑わせている。忙しすぎる現代人、自宅ではホッできる空間や時間を大切にしたいと願う人が多いのだろう。そんな「癒し」をテーマにした玩具の新顔として、自宅にいながらにしてオーシャンリゾートの気分を味わえる（？）卓上海底ディスプレイ「PRIVATE OCEAN（プライベートオーシャン）」を11月1日にセガトイズが発売する。価格は14,490円（税込）。

「PRIVATE OCEAN」は高解像度のモノクロ液晶画面に映し出される「海の映像」を楽しむ玩具。普段、自宅では鑑賞することのできない100種類以上の海洋生物がシルエットデザインで泳ぐほか、海の中や夕焼けなどの神秘的な色彩変化を鑑賞できる商品だ。

「海上画面」に設定すると、夕焼けの様子や、シルエットで再現された波の打ち寄せる様子を波の音とともに楽しめる。また、新設計のバックライトによって、神秘的な夕焼けの赤色から紫色まで鮮やかに映し出していく。まるでオーシャンリゾートのテラスから、海を眺めているような気分になること間違いなしだ（言い過ぎ？）。

「海中画面」に設定すると、一転、なかなか目にすることができない、海中の生物たちの動きを眺めることができる。鑑賞する場所や時間に応じて登場する海洋生物も変化するほか、画面内の魚たちに対してセンサー・バーを押して驚かすと、ビックリして逃げるという、細やかな仕掛けも楽しい。また、オートクルーズ機能を搭載しているので、タイマー設定で自動的に海中遊覧を楽しむこともできるなど、遊び心も満載だ。

AVケーブルを使ってオーディオ機器を繋げば、内蔵スピーカーで音楽を再生し、画面に集まってきた魚たちが音楽に合わせて泳ぐ……なんてことも。自宅でも海を満喫したい海好きは要チェックの玩具だ。（モノメトロ編集部）