店舗数がすでに飽和状態に達し、各社とも業績が前年割れを続けているコンビニ業界。かつてのように「24時間営業」「多彩な商品ラインアップ」だけでは利用者に訴求することが難しいため、どのコンビニもいろいろなサービスを拡充させて「高機能化」を推し進めているなりよ。10年前のコンビニと比べたら、飛躍的に利便性が向上しているのは誰の目にも明らかなりよね。

大手のファミリーマートも、あれこれサービスを拡充させているコンビニのひとつ。三越のカタログショッピングや、「ファミマ・ドット・コム」でのショッピングの店舗受け取り、写真のDPEサービス、iDやSuicaなどの電子マネーへの対応、ソフトバンクのプリペイド式ケータイ販売、運転免許の取次、「Famiポート」での公演チケットやサッカーくじ「toto」の販売、銀行ATMの設置、クリーニングの受付など、もちろんほかのコンビニも対応しているサービスも多いなりが、充実のサービスを提供しているなりね。

そして、このサービスラインアップに新たに加わることになったのが家事代行サービス。その分野大手のベアーズと業務提携を結び、家事代行を簡単に申し込めるチケットの販売を16日から始めるなりよ。共働きの夫婦や高齢者など、これまで家事代行サービスに興味を持っていても、どこに申し込めば良いのかよく分からないという声が少なくなかったため、コンビニで気軽に申し込めるようになるのは嬉しい人も多いのでは。

チケットの購入は「Famiポート」で行い、価格は交通費や損害保険料を含めて9,800円（2時間半分）。利用できる家事代行サービスは掃除や洗濯、買い物のほか、幼稚園や保育園への子どもの送迎などもOK、保育士の資格を持つスタッフもいるので、子守りなどもお願いすることができるようなり。常時利用するにはやや価格が高めな印象なりが、例えばけがや病気をしたとき、どうしても外せない予定が入った緊急時には便利そうなりよ。

ライフスタイルの変化と共に、徐々に家事代行サービスへのニーズは高まりを見せているなり。東京や神奈川、大阪など8都府県（約3,300店舗）のファミリーマートでチケットを購入できるようなので、興味ある人はぜひ一度お試しあれ。