実写映画「ドラゴンボールZ」の監督決定か、撮影は11月から開始。

2007/10/08 19:08 Written by コ○助

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日本のみならず、世界中の子どもたちを熱狂させてきたマンガ「ドラゴンボール」シリーズ。単行本の発行部数は世界で3億部を超えるという、日本から海外に飛び出したマンガ文化の中心的な存在なりが、この「ドラゴンボール」の実写映画版の企画が浮上したのは、2002年3月頃のことだったなりよ。でも、待てど暮らせど何の進展もなく。気が付けばもう5年も経ってしまったことから、「企画は立ち消えになった」と感じるファンも少なくなかったなりね。

でも、9月にカナダのニュースサイト「The Gazette」がモントリオール市の情報として、「ドラゴンボール」実写映画版のロケ誘致が決まったという話題を報道。これをきっかけにまだ企画が生きていたことが知られ、それどころか、撮影自体もそう遠くないうちに始まると、急に実写映画版の周辺が慌ただしく動いていることが伝わってきたなりね。CGや特殊メイクを多用するにしても、果たしてあの世界観をどのように再現するのかは興味が尽きないところなりが、注目のキャストの情報に先駆けて、まずは監督の人選に関する情報が出てきたなりよ。

映画ニュースを伝える「CHUD.com(Cinematic Happenings Under Development)」が10月2日付けで伝えた「JAMES WONG HAS DRAGON BALLS」によると、監督に決まったのはジェームズ・ウォン監督。過去に名前が挙がったことがあるスティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロンなどに比べるとかなり格落ちな感は否めないなりが、本気で怖いという評判のパニックホラー「ファイナル・デスティネーション」(2000年)や、ジェット・リーのアクションを存分に引き出した「ザ・ワン」(2001年)など、B級映画マニアの間では一定の評価を得ている監督なりよ。

とはいえ、「ドラゴンボールZ」の題材はB級ではなく、特A級レベル。ジェームズ・ウォン監督にとってもメジャー監督への道を歩む大きなチャンスだけに、この難しい題材を巧く料理してくれると信じたいなりね。どうか実写映画版の「ドラゴンボールZ」がB級映画で終わりませんように……。

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