DVDの好調なセールスに背中を押される形で6月に放送された初のゴールデンタイム版「人志松本のすべらない話 ザ・ゴールデン」は、関東地区で14.7％、関西地区で24.6％の高視聴率を記録。増えすぎた出演芸人（15人）や、意味のないゲスト陣、なれ合いの雰囲気などへの批判は出たものの、深夜からスタートした「人志松本のすべらない話」がゴールデンタイムの視聴者層にも十分に楽しめるコンテンツであることは実証されたなりよね。

このままゴールデンタイムの番組としての路線を歩むのか、はたまた深夜番組に戻るのか。どちらに向かうのかで番組の濃さや方向性が異なってくるため、ファンは「次」の展開に注目してきたなりが、どうやら次回の第11弾は深夜枠での放送になるようなりよ。基本的には深夜枠で自由にやって、年に数回はゴールデンタイムで……という流れで行くのかもしれないなりね。

フジテレビの「人志松本のすべらない話」番組情報ページによると、第11弾の放送は9月25日の24時35分〜25時35分の1時間。参戦者は松本人志を含む9名となるなり。

◎「人志松本のすべらない話」第11弾出演者
松本人志
千原ジュニア（千原兄弟）
宮川大輔
濱口優（よゐこ）※初参戦
兵動大樹（矢野・兵動）※初参戦
設楽統（バナナマン）※初参戦
吉田敬（ブラックマヨネーズ）
加藤歩（ザブングル）※初参戦
若月徹（若月）※初参戦

今回初参戦する芸人は5名。この中で兵動大樹、加藤歩、若月徹の3人は、「人志松本のすべらない話」と同じスタッフが手がけるフジテレビ721の番組「お笑い登龍門ギャッハ」経由での出演となるようなり（Wikipediaより）。期待できそうなのは設楽統。今年の春先に自身のタバコの不始末により自宅で火災を起こした話は、テレビでもたまにネタにしているなりが、そのあたりの不幸話で笑いを取りにきそうな予感がするなりよ。もともとトークは面白いと定評のある芸人だけに、今回の台風の目になるかもしれないなりね。

ちなみに、第11弾の放送に先がけて、フジテレビ721では「ジュニア千原のすべらない話」（8月放送）に続くスピンオフ企画第2弾「大輔宮川のすべらない話」を9月22日に放送する予定。賛否はあれど、「人志松本のすべらない話」のレギュラーの中では高い人気を誇る宮川大輔だけに、注目したい番組なりよ。

◎「大輔宮川のすべらない話」出演者
宮川大輔
ケンドーコバヤシ
原西孝幸（FUJIWARA）
竹若元博（バッファロー吾郎）
兵動大樹（矢野・兵動）
渡辺あつむ（ジャリズム）
久保田和靖（とろサーモン）

どちらの番組もファンは必見。秋の夜長に「すべらない話」、楽しみなりね。