「コレジャナイロボ」や「自爆ボタン」など、上野で玩具即売会開催。

2007/09/16 23:59 Written by コジマ

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「機動戦士ガンダム」が一世を風靡した1980年当時、登場するロボットのプラモデルがブームとなった。こうした「ガンプラ」ブームの中で、中国もびっくりの偽物がたくさん登場したのだ。その中には「モビルフォース ガンガル」などの本物以上に有名になったといわれるものもあるのだけど、親が子供の文化に疎かった時代なだけに、これらの“パチモノ”をプレゼントされて涙を飲んだ人もいたようなのだ。

そんな子供たちの「欲しかったのはこれじゃなーい!」という気持ちをコンセプトに生まれたのが、太郎商店の木製玩具「コレジャナイロボ」。3年前にインターネットで販売したところその格好悪さが話題なり、現在では「コレジャナイロボ(敵)」など8種類がラインアップされている。また、USBフラッシュメモリーやキーホルダー、Tシャツなどの関連商品が多数発売され、後付けでストーリーまで考案されているのだ。その内容はYahoo!の「月刊チャージャー」に掲載されていて、水木一郎が歌う主題歌もCD化している。

この「コレジャナイロボ」を作った太郎商店の製品60種類以上を扱った展示即売会が、東京のJR上野駅前にある玩具店ヤマシロヤで開催されているのだ。「コレジャナイロボ」のほか、これまで何のギミックもなかったオブジェ「自爆ボタン」に効果音機能がプラスされた新商品などが並んでいるとのこと。

東京新聞によると訪れている人たちの評判も上々のようで、「思ったより格好悪い」という意見も出ているそうなのだ。同店の7階特設会場で9月30日まで開催されているようなので、興味のある人はぜひ。22日と29日には、太郎商店を運営する2人による説明会も開催されるそうなのだ。

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