コクヨ社員を痴漢と暴行で逮捕、開発に携わったDSソフトを自主回収。

2007/09/14 05:30 Written by コ○助

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混雑する電車内で女性の身体を触る痴漢事件が後を絶たないなりが、9月13日、ニュースや新聞で大きく報じられた痴漢事件があったなり。9月12日に事務用品最大手のコクヨの社員(30歳)が、JR東海道線上りの電車内で女性(25歳)の胸を触り、とがめられたために逆上。女性の顔面にパンチをした上で逃走を図り、追いかけてきた駅員に取り押さえられた際に噛みついて最後まで抵抗を続けたという、なんとも言えない事件だったなりね。痴漢事件は日々どこかで起きているなりが、確保に至るまでの顛末と、犯人が大手企業の社員だったことから、大々的に報じられたなりよ。

でも、ネットで話が大きくなったのはその後。実はこの逮捕されたコクヨの社員、9月13日発売のニンテンドーDS用ソフト「ビズ能力DSシリーズ 話心の素」の開発を担当しており、9月3日に顔写真付きで朝日新聞のウェブサイトの同ソフト紹介記事(現在は削除済み)に登場していたなりね。そのため、2ちゃんねるやブログに写真や記事が転載され、痴漢事件そのものも広く知られることになったわけなり。

これに対してコクヨは、「ビズ能力DSシリーズ 話心の素」の発売見合わせを決定。公式ページに「お詫びとお願い」と題したリリースを掲載したなりよ。発売を当面見合わせるほか、すでに店頭にあるものに関しては速やかに回収することを明らかにしているなりね。

ただ、この回収の一報を見たネットユーザーからは、「企業として厳しく対処するのは良い姿勢。でも回収までしなくても」「ちょっと過剰反応な気がする」といった声が多いようなり。所属する社員の不祥事を受け止め、厳格に対処するのは大事なことなりが、発売を楽しみにしていた人もいるのは間違いないし、完成した製品には罪がないようにも思えるなりよ。まあ発売したらしたで、何か言われるのかもしれないなりが……。

痴漢と暴行での社員逮捕によって、ゲームの自主回収が行われるという、珍しいケースだったなり。

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