携帯電話に振り回される中高生、メールは「5分以内返信」がマナー。

2007/09/13 11:08 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


「ケータイがなければ生きていけない」。年代を問わず、そんな言葉を聞くことも珍しくはないなりが、圧倒的に携帯電話への依存度が高いとされるのはやはり中高生。たびたびメディアで紹介される、中高生における携帯電話の「使われ方」や「使いこなし方」を見ていると、コミュニケーションツールとして先鋭化されすぎていて、オッサン世代に突入しているコ○助にはとても付いていけない……と感じることもしばしばなりよ。

でも、そうした携帯電話にどっぷりな年代でも、実は携帯電話に「振り回されている」と実感している人が多いそう。携帯電話向けのポータルサイト「GAMOW」と朝日新聞が共同で、中高生のケータイ利用の実態調査を実施。そこから中高生における携帯電話の「使われ方」と、携帯電話に対する意識が浮き彫りになったなりね。どのような結果だったのかを簡単に見ておくと。

◎中高生のケータイ利用の実態調査結果(「GAMOW」と朝日新聞の共同調査)
・1日の携帯電話利用時間は、「〜1時間」が15%、「〜2時間」が23%、「〜3時間」が17%、「〜4時間」が13%、「〜5時間」が7%、「5時間以上」が25%。
・友だちから来たメールへの返信の「マナー」だと感じる時間は、「即答」が37%、「5分以内」が18%、「10分以内」が18%、「30分以内」が10%、「1時間以内」が3%、「その日中」が6%、「気にしない」が8%。
・携帯電話を持って友だちとの関係が変わった点は「つながりの浅い友だちが増えた」が42%、「遊びや勉強など目的別で友だちと付き合うようになった」が27%、「本音が言える友だちが増えた」が24%、「特に変わらない」が20%。
・「ケータイに振り回されている」と思うことは、「ある」が59%、「ない」が41%。

利用時間にはかなりバラつきがある印象なりが、4人に1人は「5時間以上」と回答しているなりよ。多いような気もするなりが、通学の時間や授業中の時間、就寝前の時間などを全部プラスしていけば、確かにそれくらいにはなるのかも。メール返信の「マナー」とされる時間は、「即答」と「5分以内」を合わせた「5分以内返信」が55%にも上るのはちょっとビックリ。半数以上がこの時間を心がけているとなると、ノロノロ10分、15分と時間をかけて返信をしていたら、「○○はメール遅い」という評価を下されてしまいそうなりね……。恐ろしや。1日、2日経ってから何食わぬ顔で返信をするコ○助がその世界に飛び込んだら、すぐに潰されてしまいそうなり(笑)。

そして、「ケータイに振り回されている」と感じている中高生が6割近くもいることが分かったなりよ。中高生くらいだと周囲に同調しなければならないシチュエーションも多く、ある程度は仕方がないにしても、半数以上が息苦しさを感じることがあるのは可哀相な気もするなりね。

コ○助は3年間、携帯電話の電波が届かない場所に住んでいたこともあり、すっかり携帯電話がなくても平気な人になってしまったなりよ。なので全く携帯電話に振り回されるという感覚がないなりが、皆さんはそう感じることはあるなりか?

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.