「Def Tech」が公式ページで解散を発表「皆さん、ごめんなさい」。

2007/09/07 11:10 Written by コ○助

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東京出身のMicro(マイクロ)と、中国生まれハワイ育ちのShen(シェン)。この国籍の異なる2人が2001年に結成したヴォーカルユニット「Def Tech」は、2005年にインディーズで発売したデビューミニ・アルバム「Def Tech」が大ヒット、インディーズのアルバムながらオリコンのアルバムチャートの1位を獲得し、一躍邦楽界の「顔」的な存在となったなりよね。中でも、このアルバムに収録された「My Way」はTBS系ドラマ「ブラザー☆ビート」のテーマ曲に起用され、多くのファンを獲得する原動力となったなりよね。

最終的にこのアルバムはミリオンの大台を突破し、その勢いに乗ってNHKの「紅白歌合戦」に出場。「メジャー・デビュー前にインディーズからのNHK紅白歌合戦への出場はJ-POP史上初」(Wikipediaより)という快挙を成し遂げたなりよ。間違いなく2005年の音楽シーンを代表するアーティストの一組だったなり。そして2006年も3rdアルバム「Catch The Wave」がミリオンを突破するなど、引き続き「Def Tech」は多くのファンに支持されてきたなりよね。

でも、そんな成功を収めた「Def Tech」に、深刻な問題が起きていると伝えられたのは、昨年11月のことだったなり。昨年の夏頃から、MicroとShenの仕事や人生に対する考え方の違いから確執が表面化。具体的には仕事熱心なMicroに対し、ゆるやかな時間の中で音楽活動をしたいShenの間に「温度差」が生じている、と伝えられたなりよ。また、昨年10月にShenが家事手伝いの日本人女性と結婚したのを機に、年内いっぱいの休暇を要求したため、確実視されていた「紅白歌合戦」への出場も見送ることになっていたなりね。

その後、「Def Tech」としての活動が行われることはなく、今年に入ってからMicroはプライベートレーベル「PRIMARY COLOR RECORDZ」を立ち上げ、6月には伊藤由奈とのコラボシングル「Mahaloha」を発売。7月にはソロシングル「"HANA唄"」を発売するなど、現在進行形でソロとしての活動を活発化させているなりよ。

ソロでの活動が目立つようになったことから、「Def Tech」としての活動はどうなるのかと、やきもきしていたファンも少なくないなりが、9月7日、残念ながら公式ページに解散のお知らせが掲載されてしまったなりね。

公式ページによると、解散の理由は「音楽的な方向性の違い」。そして、今後は日本とハワイにそれぞれ活動拠点を構え、ソロとして活動していくことになるようなり。

結成から6年、「My Way」のブレイクからわずか2年強で解散と、短い活動期間だった「Def Tech」。インディーズの在り方に一石を投じ、日本の音楽シーンを駆け抜けていったことは、きっと今後も語り継がれていくことになりそうなり。

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