「もう一度使ってみたい昭和のアイテム」、あのゲーム機が1位に。

2007/08/28 23:16 Written by コジマ

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昭和天皇が崩御し、当時官房長官だった故・小渕恵三元首相が新たな元号「平成」を発表してから早18年半強。平成元年生まれの人も、続々とパチンコや「ミクシィ」などが解禁される年齢になっている。そのうち「うわ、昭和生まれですか」なんてバカにされちゃう日が来るのかな。時代が進歩する半面で、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が大ヒットするなど近年は昭和をテーマにしたものに人気が集まっていて、昭和を知らない世代にも巻き込んで「昭和ブーム」となっているのだ。

こうした中、gooが「もう一度使ってみたい昭和なつかしのアイテムランキング」を発表した。7月20〜24日に「gooリサーチ」の登録モニター1084人を対象に行われたこの調査、現在ではあまり使われなくなった懐かしい商品が大集合しているのだけど、「黒電話」や「蚊帳」、「レコード」などを抑えて1位に輝いたのは「ファミコン」だったのだ。

「ファミリーコンピュータ」の活躍は記憶に新しいけれど、昭和の子供の遊びを一変させた存在はやはり大きかったもよう。やはりあの本体でもう一度やってみたいという気持ちは強いみたい。ただ「昭和のアイテム」と言われると、ぼくはちょっと違和感があるのだ。gooよると、1986年に発売されてた業務用の「ファミコンボックス」を置いている地方の旅館やホテルがあるそうなので、こうしたところを狙って宿泊してみても面白いかも。

2位の「黒電話」は、「昭和アイテム」感が漂う。「0」や「9」などは回したダイヤルがなかなか戻らなくて、イライラした記憶があるのだ。本体と送話部、受話部に分かれた電話カバーも懐かしかったりして。3位の「蚊帳」は田舎で数回使ったことがある程度なのだけど、いつもと違う布団からの風景と蚊取り線香の香りは忘れられない思い出となっているのだ。

これ以下は、4位が「レコード」、5位が「七輪」、6位が「銭湯」、7位が「500円札」、8位が「五右衛門風呂」、9位が「赤チン」、10位が「図書券」となっている。銭湯はいまでも通っているのだけど、五右衛門風呂を使った経験はさすがにないのだ。「もう一度」じゃなくて初めてだけど、使ってみたいアイテムではある。赤チンは中学校の保健室で使った記憶があるのだけど、いつの間にか見なくなったのだ。そういえば、図書券も図書カードに変わってしまったなあ。

トップ10圏外には「テレホンカード」(18位)や「蓄音機」(22位)、「洗濯板」(28位)、「二層式洗濯機」(29位)などがあり、昭和がいかに長いかを感じさせられる結果となっている。それぞれに懐かしいものを求めて、地方やリサイクルショップなどで探してみるのも面白いかもしれない。「はすぴー倶楽部」というサイトでは、さまざまな昭和アイテムをカテゴリー別に整理しており、レトロスポットも紹介しているので、なつかしアイテムを探す際にはご参考に。


☆もう一度使ってみたい昭和なつかしアイテムランキング(goo調べ)

1. ファミコン
2. 黒電話
3. 蚊帳
4. レコード
5. 七輪
6. 銭湯
7. 500円札
8. 五右衛門風呂
9. 赤チン
10. 図書券
11. 足踏みミシン
12. 振り子時計(柱時計)
13. ちゃぶ台
14. そろばん
15. 火鉢
16. おはじき
17. ブリキのおもちゃ
18. テレホンカード
19. チャンネルテレビ
20. メンコ
21. ちょうちん
22. 蓄音機
23. 飯炊き釜
24. だるまストーブ
25. ハエたたき
26. ホーロー看板(金鳥、オロナミンCなど)
27. 木のたらい
28. 洗濯板
29. 二層式洗濯機
30. 茶箪笥

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