吉野紗香のブログが「なぜか」炎上、「攻殻機動隊」大絶賛が仇に。

2007/08/16 05:24 Written by コ○助

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野村佑香や前田愛らと共に1990年代中盤のいわゆる「チャイドル」ブームをけん引した吉野紗香も、気がつけばもう25歳。12歳の芸能界デビューから早13年が経過しているなりが、かつて歯に衣着せぬ物言いでバラエティ番組に出演していた頃に比べると、最近はタレントとしての活動が減っているため、「懐かしい名前」と感じる人も少なくないかもしれないなりね。でも、それはタレントよりは女優の仕事にシフトしているためで、ちゃんとドラマや映画、舞台ではお目にかかる機会が多いようなり。

そんな吉野紗香も、昨今の芸能人ブログブームが来る少し前から(2004年10月〜)公式ブログ「吉野紗香の黄色いお家」を運営しているなりが、8月5日付けで公開したエントリー「GHOST IN THE SHELL」が激しく炎上してしまったなりよ。そして、謝罪のコメントを発表する事態になってしまったなりね。どのようなエントリーだったのか、その内容を少し見ておくと。

「『GHOST IN THE SHELL』こんなに魅了された映画は初めてでした(アニメーションですが、あえて映画と言わせて下さい)」
「本当に本当にかっこいい!!本当に本当におもしろい!!」
「芸術的で奥が深くて繊細で完璧でした」
「もし実写で映画化される事なんてあったら、是非是非、主人公の草薙素子を私がやりたいです!!」

文面を読めば一目瞭然なりが、このエントリーは吉野紗香が映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(押井守監督)を大絶賛しているという内容。素敵な映画に出会った感動を素直に日記として書き綴っている。ごくごく普通のエントリーだったなりよ。

でも、コメント欄に並んだのは強烈な批判の文言の数々だったなり。突っ込みどころとして槍玉に挙がったのは主に2つ。ひとつは「(アニメーションですが、あえて映画と言わせて下さい)」の部分で、「本来は実写が映画で、アニメは映画じゃないって認識なんですね」「アニメを見下してる感がプンプンしますね」と、言葉尻を責める書き込みが続き、もうひとつは「主人公の草薙素子を私がやりたいです!!」の部分で、「頼むから俺達の夢を壊さないでくれ」「落ち目になったからって、オタクに媚びて仕事を得ようという魂胆が見え見えです」などなど、こちらも辛口のコメントが並んでいるなりよ。ただ、冷静な人もちゃんといて、「なぜこの内容で炎上するのかわからない」といったコメントもチラホラと見られるなりね。

今回の炎上を受けて、8月12日には「『GHOST IN THE SHELL』の日記についてお詫び申し上げます」と、謝罪のエントリーを公開したなりよ。

「『GHOST IN THE SHELL』をまだ観た事のない人に是非観て欲しくて、ストーリーを明かさずに私が感じた感動をどうやって文章で伝えようかと考えていましたが、映画を観て感じたままの興奮に身を任せて日記にしてしまいました」とした上で「誤解を招く様な内容を書いてしまいとても反省しております」と綴っているなり。

ネガティブな内容でブログが炎上すること自体は珍しいことではないなりが、今回の一件はその逆、ポジティブな内容で「なぜか」炎上してしまったという珍しい例。吉野紗香が少し気の毒な「炎上騒動」だったなり。

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