「おもいッきりテレビ」が20年の歴史に幕、9月いっぱいで終了へ。

2007/08/10 15:29 Written by コ○助

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みのもんたを「スター司会者」へと押し上げた、日本テレビ系の昼の名物番組「午後は○○おもいッきりテレビ」。1987年の放送開始当初は「走れコウタロー」でおなじみの山本コウタローが司会者を務めていたなりが、1989年に参院選に出馬(結果は落選)するために番組を降板、2代目司会者のみのもんたにバトンタッチしたなりよ。それから18年の長きに渡って、みのもんたが「お昼の顔」として、主に奥様方のハートをガッチリと掴んできたなりよね。

でも、みのもんたがTBS系の朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」をスタートさせた2005年あたりから、「おもいッきりテレビ」の本番中に、明らかに集中力が切れているように見えるシーンが増え、グダグダな内容が目だつようになったなりよ。いかにタフガイと呼ばれるみのもんたであっても、平日は毎日午前5時半〜8時半までの生放送を終えたあと、局を移動して12時〜13時55分までの生放送をこなすのは体力的に厳しいようで、「おもいッきりテレビ」で「居眠りをしている」とまで言われることも。

こうしたみのもんたの体力的な問題に加え、「発掘!あるある大事典」のねつ造問題の影響で番組のウリでもあった健康問題を取り上げづらくなったこと、裏番組の「笑っていいとも!」に視聴率で大きく差を付けられ始めていること、番組全体にマンネリ感が漂っていることなど、懸案事項を総合的に判断した結果、番組開始から20年の節目となる今年で打ち切る、という判断に至ったようなり。

日本テレビは「おもいッきりテレビ」に続く13時55分からの情報番組「ザ・ワイド」の終了も決めているため、今年の秋の改編では、平日昼約4時間分の帯番組が姿を消し、新たな番組に置き換わることになるなりね。まだ新番組の概要は明らかにされていないなりが、体力的な懸念は依然として残るとはいえ、すでに「昼の顔」として定着しているみのもんたは続投する模様。まずは番組の内容を刷新することで、新鮮な情報を視聴者に届けたいという狙いがあるようなり。

「おもいッきりテレビ」は9月いっぱいで終了。10月からは新番組と「笑っていいとも!」の一騎打ちになるのか、はたまた新番組がコケて「笑っていいとも!」の独壇場となるのか。注目しておきたいところなり。

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