シリーズの累計販売本数が4,000万本以上（派生作品含む）、「ファイナル・ファンタジー」シリーズと共に、日本のRPGの頂点に立つスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」シリーズ。1986年に第1作が発売されてから21年、「シナリオ＆ゲームデザイン：堀井雄二」「キャラクターデザイン：鳥山明」「音楽：すぎやまこういち」の黄金のトライアングルは変わることなく、正統なシリーズは第8作まで製作されているなりよ。そして今年下半期には、第9作目の「ドラゴンクエストIX　星空の守り人」をニンテンドーDS向けに投入することがすでに発表されているなりね。

でも、その前に。「ドラゴンクエスト」ファンには嬉しい話題がスクウェア・エニックスから発表されたなり。「ドラゴンクエスト」シリーズの中でもファンの多い、「天空シリーズ」とも呼ばれる「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の3作品が、ニンテンドーDSでリメイクされることになったなりよ。単なる移植ではなく、グラフィックを刷新したリメイクになるので、かつてリアルタイムで楽しんでいたファンも、また新たな気持ちで楽しむことができそうなりね。

「ドラゴンクエストIV」は1990年にファミコンで、「ドラゴンクエストV」は1992年にスーパーファミコンで、「ドラゴンクエストVI」は1995年にスーパーファミコンで発売。いずれも300万本前後のセールスを記録した大ヒット作なりよ。この中で、「ドラゴンクエストIV」は2001年にプレステ向けに、「ドラゴンクエストV」は2004年にプレステ2向けにリメイクされており、今回のリメイクは2度目ということになるなりね。ただ、「ドラゴンクエストVI」は初リメイクになるため、ファンの間では喜びの声が上がっているなりよ。

「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナル・ファンタジー」シリーズのリメイクについては、その完成度について賛否が常に分かれるところではあるなりが、単純に昔遊んだソフトをニンテンドーDSで気軽に楽しめるのは嬉しいというファンも多いなりよね。コ○助はもちろん3本とも購入するなりよ。今年下半期から来年にかけて、「ドラゴンクエスト」熱が大いに盛り上がりそうなり。