第20回東京国際映画祭の概要発表、「ワールド・シネマ部門」を新設。

2007/07/31 11:14 Written by コ○助

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東京の秋を彩る風物詩としてすっかり認知されている東京国際映画祭。20回目の節目を迎えた今年も東京・六本木や渋谷を中心に複数会場で開催されるなりが、7月30日に映画祭の大まかな概要が発表されたなりよ。毎年、チケット発売の時期にはかなり激しい争奪戦が繰り広げられるだけに、映画祭に行こうと思っている人は「早め早め」に、逐次発表される情報を漏らさずチェックしたほうが良さそうなりね。

それでは今年の東京国際映画祭の概要を簡単にまとめておくなり。

◎第20回東京国際映画祭
・期間は2007年10月20日(土)〜10月28日(日)の9日間。
・メイン会場は六本木ヒルズ (港区) 、Bunkamura(渋谷区)。ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用。
・チケット発売日は10月6日(土)。購入方法は9月下旬に発表。

また、映画祭の中身(出品作品)についても、一部発表されているので、簡単に見ておくと。

・「特別招待作品」部門では大沢たかお、竹内結子出演の「ミッドナイトイーグル」、キーラ・ナイトレイと役所広司、中谷美紀らが競演する日伊加合作「シルク」、浅田次郎の原作を宮沢りえ主演で描く「オリヲン座からの招待状」、中井貴一主演の中国映画「鳳凰 わが愛」などを上映(ほかの作品は後日発表)。
・SFXの魔術師、レイ・ハリーハウゼンの作品をカラーライズ化。3本をまとめて上映する「レイ・ハリーハウゼン特集」も。
・自主企画「animecs TIFF 2007」ではProduction I.Gの設立20周年を記念。「神霊狩/GHOST HOUND」「東京マーブルチョコレート」を上映。
・ジャズピアニスト山下洋輔が生演奏で無声映画に伴奏をつける上映企画を実施。戸田恵子や山寺宏一らが声優として出演。
・世界で話題を呼ぶ新作を紹介する「ワールド・シネマ部門」を新設(作品は選定中)。
・最高賞の東京サクラグランプリを競う「コンペティション部門」の作品は選定中。

まだまだほんの一部ではあるなりが、注目の作品・企画が続々。個人的にはレイ・ハリーハウゼン特集が観たくて仕方ないなりよ。学生時代にレイ・ハリーハウゼンの作品にハマり、ストップモーションのアニメ制作に少し手を出したことも……と、この話はまた別の機会に。ほかにも30億円の製作費が投じられたという日伊加合作「シルク」、Production I.Gの設立20周年企画も気になるところなり。

東京国際映画祭を楽しみにしている映画ファンは、今後発表される追加情報もぜひチェックしてくださいませ。

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