味噌の発酵過程が見られる「みそ観察キット」をマルコメが発売。

2007/07/21 13:38 Written by コ○助

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味噌汁をはじめ、煮物や炒め物、洋食の隠し味からデザート類に至るまで、日本の食卓には欠かすことの出来ない味噌は、まさに万能調味料。ペロッとなめれば塩辛いことからも分かるように、摂取のしすぎは塩分過多で腎臓などにダメージを与えかねないなりが、江戸時代には「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」(日本文化いろは事典より)なんてことわざもあったほど、適量の範囲内での摂取は「医食同源」の考え方にピッタリの調味料なりよ。ガン予防やコレステロールの抑制にも効果があると言われているなりね。

日本に味噌が入ってきたのは飛鳥〜奈良時代(6〜8世紀頃)、味噌汁が飲まれるようになったのは鎌倉時代(12〜13世紀頃)からと言われているので、長い年月をかけて、日本人に愛されてきたことがよく分かるなり。でも、それだけ生活に密着し、愛されてきた味噌にも関わらず、実際にどのようにして作られているモノなのか、ちゃんと説明できる人は案外少ないかもしれないなりね。また、実際に自分で作ったことがあるというレベルになると、もっと少ないかもしれないなり。

ネットで「味噌 作り方」などの単語で検索をかけると、自家製の味噌の作り方を紹介しているページは結構出てくるなりよ。基本的に材料は大豆、米麹、塩の3種類があれば良いだけなのでそう難しい作業ではないなりが、大豆に水を含ませる&煮る作業に10数時間かかる、発酵・熟成の過程で温度管理をしっかりしなくてはならない、といった何かと手間のかかる作業が入るので、一度は自分で作ってみたいと思っても、なかなか一歩を踏み出しにくいのは確かなりね。

そこで、ライトな「ちょっと味噌作ってみたい」人にピッタリなのが、マルコメが発売している「みそ観察キット」(3,500円、3,000セット限定)。あらかじめ味噌作りに必要な材料と、ふたつきバケツ、重石ぶた、温度計、そして指南書などがすべてセットになった、誰でも簡単に味噌作りが楽しめるキットなりよ。また、「観察キット」と言うだけあって、発酵・熟成の過程を1週間ごとに観察日記にできる「おみその観察ノート」が付属。楽しみながら味噌作りに挑戦することができるなりね。子どもと一緒に作ってみるのも楽しそうなり。

普段何気なく口にしているものがどのように作られているのか、子どもも大人も関係なく、それを体験を通して知っておくことは良きこと。この夏は味噌作りに挑戦してみてはいかがなりか?

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