開催までついに1カ月を切ったSUMMER SONIC 07。今年はFUJI ROCK FESTIVAL以上の期待がかけられており、東京公演の2日通し券に続いて1日券もともに売り切れ。大阪公演も8月12日の1日券がソールド・アウトになったのだ。
こうした中、さらに追加出演者が発表された。第17弾となる今回は、以下の日本勢2組。東京公演のみだけど、いずれも玄人好みのミュージシャンとなっている。
【8月12日東京公演】
今沢カゲロウ （日本） リバーサイドガーデン
高田漣＋
おおはた雄一 （日本） リバーサイドガーデン
今沢カゲロウは、特殊6弦ベースを自由自在に操る超絶技巧ベーシスト。「ベースニンジャ」の異名を持ち（公式サイトのアドレスもbassninja.com）、世界から選ばれたベーシスト10人が出演するドイツの「European BassDay」に東洋人として始めて招致され、今年も出演が決定している。世界でもトップクラスのテクニックを味わえるチャンスなのだ。ライブの際には、ずらりと並んだエフェクターを両足で操作しまくるそうなので、その辺も楽しみ。
一方、サッポロ「エビスビール」のCMでのスチールギターが印象的な弦楽器奏者、高田漣も、クラムボンやBONNIE PINKらとの共演をこなしつつも「ギター1本、生音全国行脚」を実施中のおおはた雄一とともに出演が決定したのだ。リバーサイドガーデンをオーガニックな音色で包んでくれそう。
さらに、サマソニ東京公演恒例の深夜開放イベント「朝まで生ソニ！」の追加出演者も発表された。まず、すでにアナウンスのあった出演者を並べてみると、
ピーター・フック（元ニュー・オーダー）
m-flo
スティーブ・アオキ
いやはや、ピーター・フックが見られるなんて、深夜イベントながら期待を大きくしてしまう。スティーブ・アオキは、映画「ワイルド・スピード×2」に出演していた日系女優デヴォン・アオキの弟で、米国ではカリスマDJにしてDim Makレコードを経営する実業家でもあるのだ。このメンバーに、
AVALANCHES DJ SET
THE BANG GANG DEEJAYS
MUSCLES
CUT COPY
PRESETS
が加わった。うむむ、オーストラリアの超人気レーベル「
MODULAR」軍団勢ぞろいなのだ。「朝まで生ソニ！」は、8月11日の公演終了後（午後10時）、幕張メッセの一部を開放して翌朝5時まで行われるのだけど、1日目のチケットでも2日目のチケットでも、もちろん2日通し券でも参加可能。映画上映やフードエリア、カジノスペース、仮眠スペースも用意されているので、体力に自身のある方はぜひ。
