2年継続契約で月額基本料が半額に、auが「誰でも割」を発表。

2007/07/19 17:09 Written by コ○助

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「ホワイトプラン」などの割安な料金プランが功を奏し、ソフトバンクが一時の低迷状態を脱却。5月と6月の契約者純増数ではソフトバンクが2か月連続でトップに立つなど、春先まで好調だったauのお株を奪う勢いで契約者を伸ばしているなりよ。昨年は「au躍進」に湧いた1年だったなりが、少なくともここ数か月は、「ソフトバンク躍進」が携帯業界の話題をさらっているなりね。

でも、NTTドコモに対峙する攻め手の一番手を張ってきたauとしても、このままズルズルと後退していくわけには行かず。再び勢いを取り戻すためにも何らかの施策を取ると見られていたなりが、7月19日、かなりインパクトのある割引サービス「誰でも割」に関する発表が行われたなりよ。どのような割引サービスなのか、概要や特徴を簡単にまとめておくと。

◎「誰でも割」(au)
・2年間の継続契約を条件に、月々の基本使用料を大幅に割引。
・「CDMA 1X WIN」は基本使用料が半額。
・これまでの利用期間は関係なし。。
・基本使用料に含まれる月々の無料通話は割引後も変わらず。
・契約期間中に解約/一時休止/「誰でも割」廃止の場合は9,975円の解除料が発生。
・申し出がない限り2年単位で自動更新。
・各料金プランの割引内容は以下の通り。
 ○プランLL 基本使用料15,000円(無料通話12,000円分)→7,500円
 ○プランL  基本使用料9,500円(無料通話6,300円分)→4,750円
 ○プランM  基本使用料6,600円(無料通話4,050円分)→3,300円
 ○プランS  基本使用料4,700円(無料通話2,000円分)→2,350円
 ○プランSS 基本使用料3,600円(無料通話1,000円分)→1,800円

やはり半額のインパクトはかなりのもの。「プランM」「プランL」「プランLL」に関しては、基本使用料を無料通話分が上回っており、仮に無料通話分を使い切ると考えれば相当お得なことが分かるなりね。

ちなみに、KDDIは今回の施策によって200億円程度の減収を見込んでいるそう。それでも導入に踏み切ったのは、契約年数に関わらず(=つまりは新規契約時点から)、大幅な割引を提供する環境の整備が急務だったから。長期契約をしているユーザーが多いNTTドコモから顧客を奪取するためには、これくらい大胆な割引サービスが必要と判断したようなり。

「誰でも割」の申し込み受付は7月20日からauの店頭で、実際のサービス開始は9月1日からとなるなり。auユーザーはもちろん、番号ポータビリティを検討している他キャリアのユーザーもぜひチェックを。

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