映画「スターウォーズ」シリーズの中でも5指に入るであろう人気のドロイド「R2-D2」。人間の言葉は話せないものの、電子音の機械語を織り交ぜながら、時に感情を表に出した仕草を見せるなど、非常に愛嬌のある一面を持つドロイドなりよね。同じドロイドの「C-3PO」と共に、「スターウォーズ」シリーズの、ちょっとした笑いのエッセンスになっているなり。

そんな「R2-D2」を模したグッズは、世界中のさまざまな分野のメーカーから登場しているなりが、ラジコン製品で有名なニッコーが新たに立ち上げたニッコーホームエレクトロニクスから発売される「R2-D2」型DVDプロジェクターはひと味違う製品。その高機能と、ファンも思わず唸りそうなギミックの数々は、DVDプロジェクターの枠をはるかに飛び越えた魅力があるなりね。

それでは簡単に「R2-D2」型DVDプロジェクターの特徴やスペックをまとめておくなり。

◎「R2-D2」型DVDプロジェクター（ニッコーホームエレクトロニクス）
・本物の「R2-D2」の1/2スケール。
・本物の「R2-D2」のように前進・後進・ターン、頭部回転などの動作が可能。
・頭部にプロジェクターユニットを搭載。
・ボディ前面に「ホロスコープ・レタースロット」のようなDVDスロットを搭載。
・ボディ前面にiPod専用のスロットを搭載（音楽、静止画、動画に対応）。
・10メートル離れた位置からの投影で最大260インチの大画面に。
・ゲーム機やパソコンとの接続も可能。
・本体底面に10Wのステレオスピーカーを内蔵。
・外部スピーカーと接続時にはDTSやドルビーデジタル5.1chに対応。
・SDメモリーカード、メモリースティック、スマートメディア、マルチメディアカードに対応したメモリーカードスロットを搭載。
・USBメモリ専用のコネクタを搭載。
・ミレニアム・ファルコン号を再現したコントローラーが付属。
・価格は38万8500円。
・日本での販売数は1,000台を予定。

1/2スケールとは、かなり大きなDVDプロジェクターなりが、まるで本物の「R2-D2」がそこにいるかのように、リモコン操作で動き回り、頭部前面のインジケーターが青と赤、後部のインジケーターが緑と赤に交互に点滅、さらには11種類の「R2-D2」の音声がランダム再生されるなど、DVDプロジェクターという本来の機能を抜きに考えても十二分に魅力的な製品なりね。

ファン心理をくすぐるのはDVDスロットもそう。レイア姫がホログラムで「助けて！」と訴えかける有名なシーンで登場した、ホロスコープ・レターを差し込むスロットを模したDVDスロットは、ファンなら必ずやグッと来る、こだわりを感じるポイントなりよ。そのほかにもiPod専用スロットが用意されるなど、この「R2-D2」型DVDプロジェクターが一家に一台あれば、リビングのAV周りが充実すること間違いないなりね。

価格は38万8500円でも、これを安いと見るか、高いと見るかは人それぞれ。でも、熱狂的なファンなら手元に置いておきたい一品なり。