球宴ファン投票に異変、最終中間発表で楽天が7部門トップに。

2007/06/25 21:38 Written by コ○助

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7月20日に東京ドームで第1戦、7月21日にフルキャストスタジアム宮城で第2戦が行われる今年のオールスターゲーム。昨年までのスポンサーである三洋電機が業績悪化によって撤退、今年からガリバーを迎えて「2007ガリバーオールスターゲーム」として開催されるなりが、ファン投票の最後の中間発表が25日に明らかになったなりよ。そこには驚くべき結果が残されていたなりね。

それでは簡単に、ファン投票の最終中間発表の結果をまとめておくなり。

○セ・リーグ
[先発投手]黒田博樹(広島)
[中継投手]林昌範(巨人)
[抑え投手]藤川球児(阪神)
[捕手]阿部慎之助(巨人)
[一塁手]李承ヨプ(巨人)
[二塁手]仁志敏久(横浜)
[三塁手]小笠原道大(巨人)
[遊撃手]二岡智宏(巨人)
[外野手]福留孝介(中日)、前田智徳(広島)、金本知憲(阪神)

○パ・リーグ
[先発投手]田中将大(楽天)
[中継投手]松本輝(楽天)
[抑え投手]福盛和男(楽天)
[捕手]嶋基宏(楽天)
[一塁手]松中信彦(ソフトバンク)
[二塁手]高須洋介(楽天)
[三塁手]小久保 裕紀(ソフトバンク)
[遊撃手]川崎宗則(ソフトバンク)
[外野手]礒部公一(楽天)、鉄平(楽天)、多村仁(ソフトバンク)
[DH]山崎武司(楽天)

ということで、比較的各球団の選手がばらけているセ・リーグに対し、パ・リーグの各部門トップはソフトバンクと楽天の選手のみという異常事態。毎年ファン投票で人気を集めるソフトバンクは恒例としても、楽天は現時点で7選手が各部門のトップ(※外野手は3人選出なので、計8選手にファン投票での選出の可能性がある)なりね。これは第2戦が仙台開催ということで、地元から組織票が投じられたと見て間違いなさそうなりが、チームの成績(30勝36敗2分け、5位)を考えれば少し違和感を感じる結果と言えるなりよ。

ちなみに、ここで名前の挙がっている8選手の6月24日現在の成績を見ておくと。

田中将大投手  4勝3敗0セーブ、防御率3.79
松本輝投手   2勝1敗1セーブ、防御率6.11
福盛和男投手  3勝1敗14セーブ、防御率3.38
嶋基宏捕手   打率.164、1本塁打、4打点
高須洋介内野手 打率.263、0本塁打、21打点
礒部公一外野手 打率.300、2本塁打、31打点
鉄平外野手   打率.243、3本塁打、22打点
山崎武司内野手 打率.283、27本塁打、59打点

成績だけでいえば、本塁打と打点がリーグトップの山崎武司内野手は文句なし。田中将大投手も高卒ルーキーとしては上々の成績で、こちらも納得ができるところなりが、松本輝投手や嶋基宏捕手あたりは「オールスター」という舞台にふさわしい成績・選手なのかは、やや疑問が残ると厳しい声も出ているなりよ。

まだ確定には7月2日の最終結果発表を待たねばならないなりが、このままフィニッシュした場合には何かと物議を醸すのは間違いなさそうなりね。どうなることやら……。

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