低迷打線にカツ、広島が元中日のアレックス・オチョア外野手獲得へ。

2007/06/14 04:14 Written by コ○助

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シーズンも中盤、13日現在で59試合を消化し、25勝33敗1分の5位に低迷している今季の広島。12球団最低のチーム打率.244が象徴しているように、深刻な打線の低迷が下位に甘んじている大きな要因となっているなりね。特に4番に座りながらも、打率が低い(.261)新井貴浩内野手、開幕前には大きな期待を背負っていたものの、不振から脱却できずにいる(.184)かつての首位打者・嶋重宣外野手あたりの調子が上がって来ないことが、痛手となっている印象なりよ。

そんな打線にカツを入れるべく、5月21日には阪神の「未完の大器」と呼ばれていた2軍の主砲・喜田剛内野手をトレードで獲得。すぐに1軍でデビューした喜田選手は、ここまで15試合に出場し、打率.288、2本塁打、4打点の活躍を見せ、11日のオリックス戦ではサヨナラヒットを放つなど、早くも広島打線には不可欠な存在となっているなりよね。まだ移籍から1か月も経っていないなりが、「広島・喜田」はすっかりファンに受け入れられているようなり。

この補強に続けとばかりに、広島は低迷打線をてこ入れするべく、新たな選手獲得に意欲を燃やしているなりよ。ターゲットに絞ったのは中日の主軸として活躍したアレックス・オチョア外野手。昨年中日を退団したアレックス選手は、今季はレッドソックスとマイナー契約を結んでいたなりが、5月に解雇通告を受け、次の移籍先を探している状態だったなりね。35歳とやや高齢ながら、本人はまだ現役に意欲を燃やしており、日本行きも希望していることから、条件面さえクリアすればすんなりと広島に入団することになりそうなり。

アレックス選手は2003年から4シーズンに渡り中日の中心選手として活躍を、打撃良し、守備も良しと、ファンからも人気があったのは記憶に新しいところなりよ。日本での成績は550試合に出場、打率.283、75本塁打、309打点、12盗塁。長距離砲ではないなりが、堅実な守備と巧打が魅力の選手だったなりね。

ちなみに、昨シーズン(2006年)の中日での成績は138試合に出場し、打率.273、15本塁打、77打点。助っ人としては寂しい数字ではあるなりが、狭い広島市民球場ならば、もう少し良い成績が残せるかも。現在、外国人野手のいない広島だけに、アレックス選手の加入が新たな刺激となって、打線の状態、そしてチームの状態が上向くと良いなりね。

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