浦和のセルヒオ・エスクデロ選手が日本に帰化、五輪代表入りに期待。

2007/06/12 21:48 Written by コ○助

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ヴェルディの黄金期を支え、日本代表の精神的支柱としても活躍したラモス瑠偉選手、1998年のW杯フランス大会にも出場した呂比須ワグナー選手、そして近年の日本代表としても活躍する三都主アレサンドロ選手(ザルツブルク)や田中マルクス闘莉王選手(浦和レッズ)など、日本国籍を取得して日本代表の中心選手として活躍する、いわゆる「帰化選手」たち。日本人よりも身体能力に優れた「元外国人選手」の加入は戦力アップに即繋がることから、代表強化という意味では心強いなりよね。

次のフル代表の中心選手になるであろう、現在下の世代にも注目の「帰化選手」がいるのは、サッカーファンには周知の事実。柏レイソルに所属するU-22日本代表(北京五輪代表)メンバーの李忠成選手(FW)や、史上初の親子Jリーガーにして、U-19日本代表の中心選手でもある横浜マリノスのハーフナー・マイク選手(FW)は、2010年に行われるW杯南アフリカ大会ではエースとしての活躍が期待されているなりよ。

そんな「帰化選手」に、また一人、大きな期待を寄せられる大物選手が加わったなり。その名は、浦和レッズに所属する18歳のFWセルヒオ・エスクデロ選手。エスクデロ選手はスペインで生まれたアルゼンチン人(両親ともアルゼンチン人)で、U-15のアルゼンチン代表候補にも選ばれたことがあるほどの実力の持ち主なりね。世代的に現在アルゼンチン代表として世界的なプレーヤーとなったリオネル・メッシ選手(バルセロナ)と同じため、U-15の頃は面識もあったのだとか。

日本に来たのはサッカー選手であり、指導者でもある父が日本で仕事をしていたためで、在住10年。日本での生活を送るうちに骨を埋める覚悟を決め、日本代表を目指す気持ちになったなりね。年齢的に若いこと、そしてチームの外国人枠の問題もあり、まだJリーグではそれほど目立った結果は残せていないなりが、そのドリブルセンスは誰もが認めるほど。U-22の北京五輪代表にも招集される可能性があると言われるほどの大器なりよ。皆さんもぜひ「セルヒオ・エスクデロ」の名前を覚えておいてくださいませ。

◎日本国籍を取得したサッカー選手(現役)
29歳 三都主アレサンドロ(ザルツブルク) ブラジル出身 MF
26歳 田中マルクス闘莉王(浦和レッズ) ブラジル出身 DF
26歳 ノグチピント・エリキソン(アビスパ福岡) ブラジル出身 GK
21歳 李忠成(柏レイソル) 日本出身(在日4世) FW
20歳 ハーフナー・マイク(横浜マリノス) 日本出身(両親はオランダ人) FW
18歳 セルヒオ・エスクデロ(浦和レッズ) スペイン出身(両親はアルゼンチン人)

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