森慎二投手の「夢」は叶わず、デビルレイズが2度目の解雇。

2007/06/12 14:10 Written by コ○助

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2000年には抑えとして23セーブを挙げ、2002年と2003年には「最優秀中継ぎ」のタイトルを獲得するなど、西武の中継ぎや抑えとして活躍した森慎二投手。2005年11月に5年越しの悲願だった「メジャー挑戦」という夢を、ポスティング移籍によって現実のものとし、デビルレイズと2年総額140万ドル(1億6200万円)で契約したなりね。でも、悲劇が訪れたのは移籍1年目の開幕目前、オープン戦でのことだったなりよ。

当初オープン戦の初登板は2006年3月3日に予定されていたなりが、ブルペンでの投球練習中に右肩に違和感を感じたため、これを回避。リハビリと4度の投球練習を段階的に行って回復に努め、ようやく3月20日に行われたフィリーズとのマイナーのオープン戦に登板することになったなりね。

オープン戦とはいえ、夢のメジャーのマウンド。さまざまな思いを胸に抱きながら、マウンドに上がって投じた3球目、森投手の投げた球はキャッチャーミットを大きく反れると共に、森投手も激痛に耐えられずに右肩を抱え込みながらマウンドに崩れ落ちてしまったなりよ。降板後に病院でMRI検査を受けた結果、「右肩関節唇の損傷」で全治12か月と診断され、メジャー移籍1年目は開幕前のたった3球で幕を閉じてしまったなりね。

その後、懸命なリハビリに励んでいたなりが、まだ自主トレ中の今年1月、2年契約の途中での解雇が通告され、改めてマイナー契約を締結していたなりよ。首の皮一枚繋がった森投手は、まさにどん底からはい上がる覚悟で一度は遠のいたメジャーのマウンドを目指していたなりが、残念ながら、11日にデビルレイズから「2度目」となる解雇が言い渡されたようなり。けがからの復帰を全面的に支援するとしていたデビルレイズも、なかなか調子の上がらない森投手に痺れを切らした格好なりか。

今後のことについて、森投手は「きょうのことなので、まだ先のことは分からない。今年のうちに(独立リーグなどで)試合には投げたいと思っている」「まだ終わったわけではないので、これからも頑張りたい」(時事通信より)と前向きな姿勢を見せているのが救い。一日も早くけがを完治させ、また往年のピッチングが見られる日が来ると信じたいなりね。頑張って欲しいものなり。

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