スコットランド北部のハイランド地方。ここにあるネス湖といえば、怪獣ネッシーの住処として有名。未確認動物としてたぶん一番有名なんじゃないでしょうか。恐竜に似ていて体長が15メートル以上だとか。本当にいたら面白いですよね。

さてこのネス湖。観光地としてもすでに賑わっておりますが、これからさらにネッシーの実在を確認しようという科学者や、その姿を写真に収めようとするカメラマンで沸き立ちそうです。それもそのはず、英国ブックメーカー（賭け事の胴元となる企業や団体）の大手ウィリアム・ヒルが、存在を証明したら、賞金として100万ポンド（日本円にして約2億4千万円）を贈呈すると発表したからです。

同社は「この賞金のために人々が現在に至るまで解明出来なかった大きな謎を証明するのなら、それはすばらしいことだ」とコメント。9月〜10月に行われる同湖のフェスティバルに併せて、5万個のカメラも観光客らに配布する予定だそうです。

で、実際にネッシーを撮影した！ という人が現れた場合は、専門家の手によって鑑定が行われ、偽物でないことが判れば賞金が出るとのこと。賞金に目がくらんで詐欺行為を働かないよう、ちゃんと予防線も張っているのですね。

それにしても、存在証明について賞金がかけられたというニュースは以前にもnarinari.comで書いたことがありましたっけ。そう、トム・クルーズとケイティ・ホームズの愛娘スーリちゃん。この赤ちゃん、生後しばらく公の場に現れなかったため、ゴシップ誌がこぞって「本当はいないんじゃないか？」 と疑いの目を投げかけていたのです。まあ今はなんとなく落ち着いたとはいえ、ホームズと婚約してからのクルーズは、かなり言動が怪しかったのでこんな噂話になったんでしょうが……（笑）。ちなみにスーリちゃんにかけられた賞金は100万ドル（日本円にして約1億2千万円）だったので、ネッシーの方が価値2倍ってことでしょうか？