防水ワンセグやEXILIMケータイなど、auが夏モデル15機種を発表(1)。

2007/05/22 14:53 Written by コ○助

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各社の春モデルが店頭に出揃い、入学シーズンの春商戦も落ち着いた5月。例年、この時期に次の商戦に向けた夏モデルが発表されるなりが、先陣を切って4月23日に「904i」シリーズを発表したNTTドコモに続き、auが夏モデルを発表したなりよ。そのラインアップは防水ワンセグやEXILIMケータイなど、機能面でキラリと光る端末を含む15機種と、NTTドコモの5機種をはるかに上回る豪華な布陣なりね。

auの2007年夏モデルの特徴は次のとおりなり。

◎「W53SA」(三洋電機製)
・IPX5、IPX7相当の防水性能を実現した「防水ワンセグケータイ」。
・2.6インチのワイドQVGA液晶を搭載。
・オートフォーカス対応の197万画素CMOSカメラを搭載。
・手ブレ補正機能やパノラマ撮影機能を搭載。
・SD-Audio再生機能を搭載。
・新サービス「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」に対応。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はジャスミンホワイト、ライラックピンク、カメリアレッドの3色。

「W53SA」はワンセグケータイでは初の防水機能付き端末。IPX5、IPX7相当の防水性能を実現しているため、バスルームやキッチンなどの水回りでも問題なく利用することができるなりよ。半身浴をしながら、洗いモノをしながらといったシチュエーションでもワンセグを楽しむことができるなりね。テレビっ子には嬉しい端末なり。

◎「W52CA」(カシオ計算機製)
・IPX5、IPX7相当の防水性能を実現した「防水ワンセグケータイ」。
・2.6インチのワイドQVGA液晶を搭載。
・オートフォーカス対応の207万画素CMOSカメラを搭載。
・SD-Audio再生機能を搭載。
・新サービス「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」に対応。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はコライユグリーン、プラージュホワイト、パルミエブラウンの3色。

「W52CA」はカシオ計算機の旧モデル「W51CA」に似たデザインを採用し、そのまま防水機能を施した端末。「W53SA」と同様のIPX5、IPX7相当の防水性能を実現しているため、バスルームやキッチンなどの水回りで利用できるなりね。

◎「W53CA」(カシオ計算機製)
・28ミリ相当の広角レンズと515万画素のCMOSカメラを搭載した「EXILIMケータイ」。
・手ブレ軽減機能や6軸手ブレ補正、9ポイントオートフォーカスなど、撮影補助機能が充実。
・2.8インチのワイドVGA(480×800ピクセル)IPS液晶を搭載。
・端末デザインは「EXILIM EZ-Z1000」のデザイナーが担当。
・SD-Audio再生機能を搭載。
・新サービス「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」に対応。
・「ジーニアス」英和・和英辞典などのモバイル辞典をプリインストール。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はフレアレッド、アイリスホワイト、ベールブラックの3色。

「W53CA」はカシオ計算機のデジカメブランド「EXILIM」の名前を冠した、デジカメライクな端末。515万画素という高画素に加え、28ミリ相当の広角レンズ、手ブレ補正機能、肌色を自動的に検知して補正する「記憶色補正」、被写体の最適なポイントにピントを合わせてくれる「9ポイントオートフォーカス」など、まさにデジタルカメラ並みの性能を誇るカメラ機能を搭載しているなりね。「EXILIM」のデザイナーを起用しているあたりにも、カシオ計算機の「本気」がうかがえるなり。

◎「ウォークマンケータイ W52S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)
・2GBのメモリを搭載した「ウォークマンケータイ」。
・最大約110時間の連続再生が可能。
・音質向上技術の「DBEX」を採用。
・高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用。
・FMトランスミッターを搭載。
・大口径サラウンドスピーカーを2基搭載。
・2.7インチのワイドQVGA液晶を搭載。
・オートフォーカス対応の200万画素カメラを搭載。
・新サービス「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」に対応。
・外部メモリはメモリースティックマイクロとmicroSDカードの2種類。
・本体色はアルペジオブルー、ピチカートピンク、ハーモニクスホワイトの3色。

「W52S」は昨年の夏モデルとして発表された「W42S」の後継モデルとなる「ウォークマンケータイ」。音質へのこだわりが随所に見られる作りで、「ウォークマン」ブランドに恥じない作りになっているなりね。また、2GBの内蔵メモリと連続110時間再生というスタミナ設計も、単なる音楽再生機能を持つ端末とは一線を画しているなり。

◎「W52P」(パナソニック・モバイルコミュニケーションズ製)
・2.7インチのワイドQVGA液晶を搭載。
・207万画素のCMOSカメラを搭載。
・装飾入りのクリアパネル「+Panel(プラスパネル)」に対応。
・別売りのオプションパネルは7種類用意。
・ボタンによる端末開閉機能「ワンプッシュオープンボタン」を搭載。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はジュエルゴールド、プラチナホワイト、インディゴシルバーの3色。

「W52P」はau向けとしては初めて「着せ替えチック」な機能を取り入れた端末。本体は心地良い質感のアルミオアネルを採用しているなりが、その質感を活かしながら、「+Panel(プラスパネル)」を着せ替えて雰囲気の変化を楽しむことができる端末なりよ。新サービスの「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」には対応していないなりね。

◎「W54T」(東芝製)
・春モデル「W52T」のコンセプトを踏襲。
・3インチのワイドVGA(480×800ピクセル)液晶を搭載。
・液晶にはノートパソコン「Qosmio」や液晶テレビ「REGZA」の技術を活用。
・オートフォーカス対応の324万画素カメラを搭載。
・手ブレ補正機能を搭載。
・ワンセグに対応(外部AV出力も可能)。
・デジタルラジオに対応。
・Bluetoothを搭載。
・新サービス「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」に対応。
・内蔵メモリは1GB。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はブラッシュドメタル、ブラックローズ、マラカイトグリーンの3色。

「W54T」は、「全部入り」として春モデルの最上位機種にラインアップされていた「W52T」が正統な進化を遂げた端末。前モデルはスライドボディに機能を詰め込んだために、本体サイズが若干大きくなってしまったのが弱点だったなりが、「W54T」は機能を落とすことなく、むしろ進化させながら厚さ18.5ミリへと薄くなっているなりね。スライドボディの好き嫌いは分かれるところなりが、機能的にはかなり豪華な端末なりよ。

◎「W52H」(日立製作所製)
・2.9インチのワイドQVGA IPS液晶を搭載。
・液晶テレビ「Wooo」の高画質映像技術を活用。
・オートフォーカス対応の207万画素カメラを搭載。
・ワンセグは約7時間、音楽再生は約28時間の連続視聴/再生が可能な大容量バッテリーを搭載。
・SD-Audio再生機能を搭載。
・新サービス「災害時ナビ」「ラッピングメール」「Touch Message」に対応。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はフレスコレンジ、レリーフブラック、グレイズシルバーの3色。

「W52H」は大容量バッテリーの搭載により、スタミナ満点の連続視聴/再生ができる端末。どの程度の強化なのかと言えば、「W43H」ではワンセグの連続視聴時間が4時間15分に対し、「W52H」は約7時間と、約1.6倍も伸びているなりよ。旅行の移動時間などにはかなり重宝しそうなりね。

(つづく)

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