英国の冒険家、エベレストの山頂上空をパラグライダー飛行に成功。

2007/05/21 12:31 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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米国テレビ界の中で、ウォール真木がどうしても目の離せない男、ベア・グリルス。ディスカバリー・チャンネルの "Man vs Wild" というドキュメンタリー番組の主人公なんですが、これがまた個人的に釘付け状態なのです。どんな内容なのか、その説明は以前ウォール真木がデジタルARENAの「USAお茶の間通信」でも書いたことがあるので、そこを抜粋することにしましょう。

「この番組、テーマは何かと言いますと、彼(ベア君)がコスタリカの熱帯雨林や、ユタの砂漠、アラスカの山脈といった条件の過酷な場所に、わざわざ上空からパラシュートで降下。そこからたった独り(撮影隊は同行しますが、手助け一切ナシ)で人が住む場所までたどり着かないといけないのです。ちなみに彼に与えられたアイテムは着ている洋服、サバイバルナイフ、そして水筒のみ(汗)。普通だったらすぐに息絶えてしまいそうな場所に、これまた限られた道具のみでわざわざ出向くかと……。本当に毎回、

このままじゃ死ぬぞ、どうするんだっ!?

と、ツッコミを入れたくなるような設定なのです」

ちなみに彼、元英国陸軍の特殊戦闘員。今はいわゆる冒険家、作家、テレビ司会者として活躍し、あとはフランス軍の外国人部隊に体験入隊するというドキュメンタリーにも出演していました。本当にワタクシの愛する「ミリタリー」「サバイバル」がギッチリ詰まった男といえましょう(うっとり)。

で、そのベア君がまたもや前代未聞のチャレンジをして、無事それ成し遂げたのだとか。なんでもエベレストの山頂で、さらにその上空140メートルを、パラグライダーで飛行することに成功したというのです。エベレストの山頂はものすごい強風が吹き荒れて、確かヘリコプターも飛べないぐらいだと以前聞いたことがあるのですが、そこを飛びますか。しかもすごく寒いんじゃ? しかし、こういう人に

「一体何のために?」

って聞いちゃいけないんだろうなぁ(笑)。とりあえず、世界で初めての快挙ということなので、オメデトウってことで。

あぁ、やっぱりこういう人って好き。

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