起きたらすぐ視界良好、「コンタクト1週間付けたまま」は普及するか。

2007/05/19 12:16 Written by コ○助

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特に若い世代では「視力が良い」人のほうが珍しいのではないかと思う昨今。テレビやパソコン、ケータイにゲームと、眼を酷使するシーンが増えるに従って、メガネやコンタクトレンズを使用するのは当たり前な状況になっているなりよね。コ○助も現在の視力は0.08程度と、かなり悪い部類に入るなりよ。初めてメガネをかけてから20年、コンタクトレンズをつけてから15年。裸眼で問題なかった年数よりも、矯正具をしている年数のほうが多くなってしまったのは、少し寂しくもあるなりね……。

とはいえ、メガネやコンタクトレンズの生活にどっぷりと浸ってしまうと、最初は煩わしいと思っていても、次第に特に何も思わなくなるもの。コ○助がソフトのコンタクトレンズを付け始めた当時は、毎日の手洗浄および煮沸消毒が必須、かつレンズ自体がかなり脆い製品しかなく、煩わしさの三重奏のようだったなりよ。さすがに1か月に3枚破損(洗浄中に欠けた、煮沸消毒したら変色したなど)した時にはコンタクトレンズ自体を止めようかと思ったものの、その後ワンデータイプの使い捨て製品に出会ってからは、至極快適。以後は何も問題らしい問題を感じることもなく、バラ色のコンタクトレンズ生活を送っているなりね。

ワンデータイプが良いのは、なんと言っても洗浄する手間や、コンタクトケースへの出し入れが不要なところ。コストは2ウィークタイプなどに比べるとまだまだ高いなりが、それを補って余りあるだけの手軽さを覚えてしまってからは手放せなくなってしまったなりよ。基本的に物ぐさなコ○助にとっては、これ以上ない製品……だと思っていたなりね。今の今までは。

というのも、実はボシュロムが5月16日から発売した「ボシュロム ピュアビジョン」なる、「1週間付けっぱなし」が出来る製品が気になってしまったから。この製品は「1週間付けっぱなし」の言葉通り、一度装着したら寝るときに外す必要なし、1週間何のケアをする必要もなしと、相当なお手軽感を与えてくれるコンタクトレンズなりね。朝、目が覚めたら周囲の光景がよく見える……と、まるで裸眼視力が上がったような錯覚に陥ってしまいそう。

このようなコンタクトレンズは「連続装用タイプ」と呼ばれ、従来からあるにはあったなりよ。ただ、日本では主に治療用に使われることが多く、コンタクトレンズユーザー全体に占める「連続装用タイプ」ユーザーの割合は0.4%と、一般的なものではなかったなりね。ちなみに、コンタクトレンズ先進国の米国では、1週間連続装用どころか、1か月連続装用(1か月付けっぱなし)の製品も出てきているのだとか。

眼に負担をかけるため、コンタクトレンズの連続および長時間装用は極力避けるというのが「常識」ではあるなりが、「ボシュロム ピュアビジョン」は酸素を眼に送り込みやすい全く新しい素材を採用することで、「連続装用タイプ」でも安全性の高さを強調しているなりね。

もし日本でも「連続装用タイプ」のコンタクトレンズが幅広く認知されるようになれば、レーザーで角膜の表面を削って曲率を変え、視力を回復させる「レーシック」のような手術の代替えとして選択するユーザーも増えそうなりよ。「ボシュロム ピュアビジョン」は1か月の両眼コストが7,000〜9,000円程度とまだまだ高いなりが、現在のワンデータイプと同程度の価格帯に落ち着いてくるようなら、コ○助もいずれ「連続装用タイプ」も試してみたいなりね。どうか一日も早く、買いやすい価格に落ち着いてきますように……。

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